後期高齢者医療制度 制度のしくみ

更新日:2019年03月11日

後期高齢者医療制度の内容

平成20年4月から始まりました後期高齢者医療制度は、国民全体で高齢者の医療を支える新しい医療保険制度です。
この制度では、高齢者の医療給付費について公費(税金)から5割、現役世代の加入する医療保険から4割を負担して「高齢者の医療費を国民皆でしっかりと支える仕組み」です。
高齢者ご自身の保険料は全体で従来と同水準の、医療給付費の1割となるようにしています。
これまでは加入する制度や市区町村によって保険料額に違いがありましたが、これからは都道府県ごとに設置された後期高齢者医療広域連合が運営にあたることにより、同じ都道府県で同じ所得であれば原則として同じ保険料となり、お一人おひとりに公平に保険料の負担をお願いするものです。

後期高齢者医療制度の方の医療費の財源内訳

高齢者の方は、複数の病気にかかったり、治療が長期にわたる傾向があります。こうした特性を踏まえ、後期高齢者医療制度では、生活を支える医療を提供していきます。
後期高齢者医療制度は、これまで多くの方が加入されていた国民健康保険と大きく変わるところはありません。医療機関の窓口では、これまでと同じ負担割合ですので、安心して医療機関に受診していただけます。

後期高齢者医療制度のしくみ

運営主体

滋賀県内のすべての市町が加入する「滋賀県後期高齢者医療広域連合」が運営主体となります。大津市では、窓口業務を行います。

運営主体の役割
大津市の役割 滋賀県後期高齢者医療広域連合の役割
  • 保険料の徴収
  • 申請や届け出の受付
  • 被保険者証の引き渡し

などの窓口業務を行います。

  • 保険料の決定
  • 医療を受けたときの給付
  • 被保険者証の発行

などを行います。

 

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お問い合わせ先

健康保険部 保険年金課 高齢者医療係
〒520-8575 市役所本館1階
電話番号:077-528-2687
ファックス番号:077-525-8887

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