山中比叡平学区総合防災訓練に参加しました

更新日:2018年08月27日

緊急給水口の使い方の講習を実施しました

 6月2日(日曜)9時30分から、山中比叡平学区自主防災会による総合防災訓練が行われました。企業局は、緊急給水口を安全に使用するための手順などをみなさんに知っていただくため訓練に参加しました。

 山間部にある同学区は、災害が起こったときに崖崩れや倒木などにより、交通路が遮断される恐れがあります。そのような場合に、職員が現地に到着するまでの間、住民自らの手で緊急給水口(緊急遮断弁(地震等の災害時に配水管路を遮断し、飲料水の確保および圧力水流出による二次災害を防ぐ設備)の作動により、貯められた水を利用できるようにした設備)を用いた初期給水作業を行っていただく必要があることから、特に講習を行っているものです。

 訓練当日は、住民のみなさんが山中比叡平住民交流センターに集合。班ごとに分かれて訓練に参加され、真剣な表情で時折うなずきながら職員の説明を聞き、その後、実際に給水設備の組み立てなど積極的に取り組まれました。

当日の様子

緊急給水口

センター横に設置された緊急給水口。
ボックスの中には、組み立て式の仮設給水栓やホース、水質測定機、スコップ、懐中電灯などが入っています。

緊急給水口2

機材を外に取り出して組み立て作業の準備中。

緊急給水口3

まずは職員が実際に一度組み立てながら、みなさんに説明します。

緊急給水口4

緊急給水口の使用手順の一つとして、水質検査の方法も講習しました。

緊急給水口5

一通りの説明が終わると、企業局職員と住民のみなさんが合同で組み立てました。

緊急給水口6

災害時に備えて、緊急給水口にホースを取り付ける作業も積極的に自分たちでやっていただきました。

緊急給水口7

給水設備の組み立てが完了し、通水を確認しました。このほか、自主防災会が所有されている車載の300リットルタンクと給水設備の接続と通水も行われました。

緊急給水口8

災害等の発生時、乗り入れた給水車に直接給水できる設備の説明も行いました。

  

 このほか、起震車による地震体験や消火訓練、AEDを使用した救急救命講習などの訓練も行われ、住民のみなさんは熱心に取り組まれていました。

 

消火訓練

熱心に中消防署署員の説明を聞かれる住民のみなさん。

起震車地震体験

起震車による地震体験。

消火訓練

消火訓練。

  

 企業局では地域の防災力の向上を応援するとともに、今後もみなさんの生活に欠かせないライフラインの安全かつ安定した運営に努めてまいります。

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