大津市の合流式下水道について

更新日:2018年08月27日

(イラスト)合流式下水道のしくみ

画像をクリックすると「雨水吐き室」の拡大図が表示されます。

 合流式下水道は、浸水対策と生活排水の処理も兼ねて、汚水と雨水を一本の下水道管で排除する方式です。この方式は、汚水と雨水を別々の下水管で流す分流式下水道と比べて経済的に短時間で整備できる利点があり、古くから下水道整備を進めていた都市において採用されています。

 ところが、合流式下水道は強い雨が降り、大量の雨水が下水道管に流れ込むと、未処理の下水が直接川や湖に流れてしまうという問題を抱えています。

 大津市でも、昭和30年代後半から40年代に下水道を整備した155ヘクタールの区域が合流式下水道を採用しています。

 この問題を解消し、琵琶湖の水質や景観を保全するため、合流式下水道の改善が求められています。

 そこで、本市では降雨初期の汚れのひどい下水を一時的にためる貯留管と、溜まった下水を高速に安定して処理することができる高速凝集沈殿処理施設を建設しました。

(イラスト)合流区域

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