第42回大津市写真展覧会(平成30年度)の結果

更新日:2018年08月27日

第42回大津市写真展覧会の結果

第42回大津市写真展覧会の結果を公表します。

会期

平成30年6月30日(土曜)~7月6日(金曜)、9時~17時まで(入場は16時30分まで)
ただし7月2日(月曜)は休館

会場

大津市歴史博物館 (〒520-0037大津市御陵町2-2)

出品状況

出品状況
入選作品数(出品作品数) 審査員等作品数

陳列作品数

198点(322点) 9点 207点

出陳目録ダウンロード

下記のPDFをダウンロードしてご覧ください。

受賞作品

審査総評

審査員

宮野 正喜 氏(日本写真家協会会員)

審査総評

このたび大津市写真展覧会を審査するに当たり、一番の印象は全作品が額装までされているため、統一されたサイズの写真のみで審査する場合と異なり、作者の作品に対する意図や想いがより一層よく理解ができることでした。またそういった意味では大変難しい審査でもありました。また今回の出品総数322点の多くは力作が並び、見落としがないよう何度も見直し、慎重に全ての作品審査を進めました。
さて、審査基準には撮影意図・技術・仕上げなどあらゆる要素が入ってきますが、私が重要視する最も大きなポイントは、作者の作品に対する姿勢、考え方といったものを常に審査の第一とし、その観点から今回の審査を行いました。結果、特選・準特選に入った作品はそれぞれに作者の個性がうまく表現されていて、技術的にも素晴らしかったと思います。それぞれの作品は入選と選外に分かれましたが、同様の作品があったなどの理由で賞・入選に至らなかったケースもあり、また選外にも惜しい作品は数多くありましたが、その多くは自身の作品に対する客観的な再考が足らなかったように思います。実際、その違いは僅差であり、次回はもう少し見直しを重ね、入選を目指して頑張っていただきたいと思います。

大津市長賞

第42回大津市写真展覧会大津市長賞の作品画像

形式

カラー単写真

題名

童心に戻って

作者

河田 和子

審査評

お二人の笑顔を見て、この老夫婦はともに充実した人生を過ごされてきたことがよくわかります。撮影場所も家の軒先でバックが少し暗かったため人物が浮かび上がり、幸いにも光りの回り方も良く、おじいさんとおばあさんの一瞬の表情を絶妙のタイミングで捉え、この笑顔を余すところなく表現できました。また単調になりがちな画面を紙の兜と花束で彩り、背景に鯉のぼりの飾りを入れるなど喜びと季節感をさりげなく演出していて心憎いばかりです。額装されたプリントの落ち着いた色調も含め、素晴しい印象に残るポートレートでした。

大津市議会議長賞

第42回大津市写真展覧会大津市議会議長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

飛沫の造形

作者

西村 幹夫

審査評

小枝に氷柱(つらら)が伸びていて、そこに水の飛沫が被さるような光景からは、まさに凍てつくような寒さが伝わってきます。極寒の中、この水の飛び散るシーンを何度も何度も撮りながら、寒さを忘れて被写体に向かわれていたことでしょう。作品作りに対する作者の強い意志と、確かな撮影技術、そして造形力は素晴らしい!

大津市教育委員会教育長賞

第42回大津市写真展覧会大津市教育委員会教育長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

華麗なる舞

作者

山本 茂夫

審査評

筆を持つ二人の流れるような動きの中に、何とも言えない楽しさ、出来上がりへの期待感などが見えてきます。また墨絵のような背景の幕がこの画面を引き立てる重要な要素になっています。このシーンは、偶然見つけたものか、それともこの場所に何度も通いつめてこの瞬間を待ったのか分かりませんが、イベント行事の数ある動きの中でこの作品に仕上げた力量には感服します。

大津市文化連盟会長賞

第42回大津市写真展覧会大津市文化連盟会長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

節分祭の御化け

作者

谷村 扶美子

審査評

何とも艶めかしい女性のしぐさと、視線が外れた猫の仮装をした無表情の取り合わせの妙がこの作品の魅力です。フォトコンテストでよく見かける光景ではありますが、トリミングやまとめ方がうまいですね。またカラーでありながら彩度を落としてコントラストをつけ、象徴的に口紅の赤を強調するなどのテクニックも秀逸です。

滋賀県写真連盟会長賞

第42回大津市写真展覧会滋賀県写真連盟会長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

こどもの日

作者

吉村 英光

審査評

抜ける青空、鯉のぼりの大群、駆け抜ける子供たち、溢れんばかりの元気が写真に漲(みなぎ)っていて、まさに「こどもの日」に相応しい作品です。多分作られたシーンだろうと想像しますが、子供たちはそんなことお構いなしで作者の予想以上の動きを見せてくれ、楽しい画面が撮れました。

大津写真連盟会長賞

第42回大津市写真展覧会大津写真連盟会長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

荒ぶる湖畔の朝

作者

駒井 隆広

審査評

絶景のパワースポットと呼ばれている白鬚神社は、数多くの作品が発表されています。しかしながら今回のような湖水がしぶきを上げているようなシーンは見かけませんでした。水しぶきを朝日の逆光で効果的に捉えるなど、光の使い方が秀逸です。凛とした冬の朝、神々しい光の中、この荒ぶる湖でこれから起こる何かを暗示しているようです。

大津市社会福祉協議会会長賞

第42回大津市写真展覧会大津市社会福祉協議会会長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

哀愁

作者

奥村 健司

審査評

何を考えているのか、物思いに耽る表情が何とも言えません。猿(動物)ではありますがその横顔は人間そのものです。また、やや逆光気味に望遠レンズで捉えたカメラワークや、ボケ具合、柱の陰から少しだけ顔を見せるテクニックなど、人物撮影に精通している手慣れたベテランの味がします。

びわ湖大津観光協会会長賞

第42回大津市写真展覧会びわ湖大津観光協会会長賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

蒼風

作者

小林 資信

審査評

ビアンカのシャープで爽やかなデザインを真横から上手く捉え、蒼い湖面に映る僅かなゆらぎで上下の対比を表現したセンスの良さが光ります。また爽やかさを演出するために、雲を超広角レンズのパースペクティブ(遠近感)を生かして流れるようなイメージにした画面作りもこの場面をより一層印象的にしています。

準特選

準特選作品
題名 作者
淡海慕情 木村 親里
夕映えの村 高谷 桂子
光彩 谿 勝博
干潟の若者達 西山 順三
デッドヒート 山脇 正雄

U-30奨励賞

第42回大津市写真展覧会U-30奨励賞作品画像

形式

カラー単写真

題名

TIMES

作者

余 翔

審査評

先ずは絵コンテがあり、それを忠実に写真で表現しようとしたことが読み取れます。彩度を落とした画面中央に大きな赤い扇と男女の無機質な表情は、作者がイメージするストーリーのプロローグのようです。撮影意図、技術も素晴らしく、プリント時の紙の選択もこの場面にはぴったりでした。まるで映画のワンシーンのようで、雑誌の見開きを飾るような写真になりました。

注意

フラッシュ等の影響及びファイルサイズの縮小処理の関係上、実際の作品とは見た目が異なっている場合があります。また、外字は使用できませんので修正しております。ご了承ください。

 

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お問い合わせ先

市民部 文化・青少年課
〒520-8575 市役所別館2階
電話番号:077-528-2733
ファックス番号:077-523-7855

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