「第23回大津市民短歌・俳句大会」結果について
第76回大津市文化祭の一環として開催した「第23回大津市民短歌・俳句大会」の受賞者を決定し、令和5年11月18日(土曜)に表彰式を行いました。
受賞者は次のみなさんです。(敬称略)
受賞者紹介
賞名 | 作品 | 学年 | 氏名 |
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大津市長賞 | おひさまがびわこにもぐってさようならあしたもはやくかおをだしてね | 1年 | 中山 仁 |
大津市教育委員会教育長賞 | しゃけってねたまごをうんだらしんじゃうのままはぜったいしなんでいてね | 1年 | 清水 聡仁 |
大津市文化連盟会長賞 | 夏休みケータイゲームやりすぎて母の頭に角がはえてる | 5年 | 西村 碧人 |
大津短歌連盟会長賞 | ひだりあしじめんをぐっとけりあげたけしきがぐるっとさかあがりできた | 3年 | 村田 孝史朗 |
佳作 | 羽化をしたぼくの育てたアゲハチョウ僕も一しょに飛びたいな | 3年 | 和久田 英司 |
佳作 | ふうりんがきれいな音を鳴らしてるすごく落ちつく祖母の家 | 6年 | 柏木 芽依 |
佳作 | 弟よ元気がないと心配だいつもはけんかばかりだけれど | 6年 | 伊東 駿 |
佳作 | 組体操バランスとれない片足立ち青空の下ふるえよ止まれ | 6年 | 奥村 彩生 |
賞名 | 作品 | 学年 | 氏名 |
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大津市長賞 | 助詞のない英語のような恋だった繋がるものが見えないでいた | 高校2年 | 池田 玲亜 |
大津市教育委員会教育長賞 | ひまわりの天にも昇る勢いに大きく広がる無限の一歩 | 中学2年 | 飯田 葉月 |
大津市文化連盟会長賞 | 身長差彼氏と私三十六厚底で盛り距離を縮める | 中学2年 | 小島 寧々 |
大津短歌連盟会長賞 | ニコニコの笑顔で邪魔する弟よ夏休みぐらいゆっくりさせて | 中学3年 | 柴田 椋成 |
佳作 | ミニトマトまっかになった収かくだ収かくした子もまっかっか | 中学2年 | 宮西 晟太郎 |
佳作 | 押し飛ばすどこまでも飛べ砲丸よ青空越えて心晴ればれ | 中学2年 | 田中 宏次朗 |
佳作 | 王子様いつきてくれるのまじぴえんガラスの靴をわざと落として | 中学2年 | 三木 那奈美 |
佳作 | ありがとうその一言はおまじない心がとても温かくなる | 中学3年 | 島田 恵実 |
賞名 | 作品 | 学年 | 氏名 |
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大津市長賞 | かぶとむしひやけのいろはおあいこだ | 1年 | 大谷 真央 |
大津市教育委員会教育長賞 | けんかして半分ずつのかきごおり | 3年 | 柄本 紗希 |
大津市文化連盟会長賞 | 夏の海生きものたちのかくれんぼ | 2年 | 八田 瑞生 |
大津市俳句連盟会長賞 | ポケットにせみのぬけがらぺっしゃんこ | 1年 | 中山 仁 |
佳作 | 夏休みかぞくにつくったオムライス | 2年 | 古澤 沙羅 |
佳作 | みずやるとアサガオのかおうれしそう | 1年 | 永田 龍星 |
佳作 | ひまわりが私をえがおにしてくれた | 3年 | 川口 詩月 |
佳作 | クワガタのけんかに手を出しはさまれた | 2年 | 藤堂 義正 |
賞名 | 作品 | 学年 | 氏名 |
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大津市長賞 | 一時間青紫陽花とバスを待つ | 中学3年 | 寺倉 花 |
大津市教育委員会教育長賞 | 引退と勉強に泣く夏休み | 中学3年 | 別所 千沙実 |
大津市文化連盟会長賞 | 昼下がり猫のあくびもうららかな | 中学3年 | 西村 まりな |
大津市俳句連盟会長賞 | 紅葉のしおりをはさむ参考書 | 中学3年 | 長井 寅次郎 |
佳作 | 紫陽花に青春鮮度尋ねけり | 中学3年 | 川村 柚子 |
佳作 | ジリジリと空に広がる蝉時雨 | 中学1年 | 北川 敦貴 |
佳作 | セミの声耳に癖づくリピート音 | 中学3年 | 山本 姫菜 |
賞名 | 作品 | 氏名 |
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大津市長賞 | 降り立てば忽ち集く蟬の声在りし日の母待ちくれし駅 | 田中 とも子 |
大津市議会議長賞 | 刷り上がる祖父の名の無き席次表チャペル真上の雲はS席 | 蜘蛛野 澄香 |
大津市文化連盟会長賞 | 文字掠る崇福寺への道しるべ風より他に来る人もなし | 岩田 宣清 |
大津短歌連盟会長賞 | 耳遠くなりて補聴器すすめられ余命と代価をくらべてなやむ | 東 俊行 |
朝日新聞社賞 | 登校の列の乱れてパリパリと氷踏む音しばし続けり | 北村 正幸 |
産経新聞社賞 | 雨降るは嫌ねといふ人三度いふ優しき人は優しきままに | 浅野 志津子 |
中日新聞社賞 | 喧嘩した後にしみじみ思ふことボッチになりし時のこと等 | 宮崎 正子 |
BBCびわ湖放送賞 | 本棚に在りし五冊の息子(こ)のアルバム持ち帰りしあとのすき間のさみし | 片山 佳津子 |
読売新聞社賞 | お互いに昔の愛称呼び交わす永年のご無沙汰一瞬に縮む | 富安 秀子 |
佳作 | 裏庭に紫陽花咲けり亡き母のゆかたに咲きいし藍色の花 | 岸田 孝子 |
佳作 | 詳しくはホームページを見よと言う字が小さすぎて何も分からず | 島岡 君子 |
佳作 | パワフルに生きてゆきたし休みなく動き続ける心臓と共に | 吉川 万代 |
賞名 | 作品 | 氏名 |
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大津市長賞 | 紙の文字親しみ深き文化の日 | 山根 悠翁 |
大津市議会議長賞 | こはれゆく夫に寄り添ふ秋茜 | 宮崎 正子 |
大津市文化連盟会長賞 | 比叡へと湖水を渡る月の道 | 的場 功巳 |
大津市俳句連盟会長賞 | 噴水やたちまち子等は回遊魚 | 小池 るり子 |
NHK大津放送局賞 | 来客や麦茶二杯を飲みほせり | 福澤 波奈 |
エフエム滋賀賞 | 誰にでも抱かれゆく子や鰯雲 | 木村 君枝 |
京都新聞賞 | ややこしい話はあとで心太 | 板倉 ちえ子 |
KBS京都賞 | 今生の人と輪になる盆踊り | 鈴木 滋雨 |
毎日新聞社賞 | 甚平の絵柄はパンダ迷子なり | 森下 吉二三 |
石倉政苑 特選 | 紙の文字親しみ深き文化の日 | 山根 悠翁 |
七里源一 特選 | こはれゆく夫に寄り添ふ秋茜 | 宮崎 正子 |
志村宣子 特選 | 誰にでも抱かれゆく子や鰯雲 | 木村 君枝 |
増田天志 特選 | 比叡へと湖水を渡る月の道 | 的場 功巳 |
山田鳴子 特選 | 来客や麦茶二杯を飲みほせり | 福澤 波奈 |
佳作 | 原爆忌子等は寡黙に紙芝居 | 千川 修一 |
佳作 | 新米を炊きて二人の長寿箸 | 増田 たかを |
第23回大津市民短歌・俳句大会(一般の部)受賞作品一覧 (PDFファイル: 131.9KB)
賞名 | 作品 | 氏名 |
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大津市長賞 | 原子炉と真向かふ浦や大根干す | 木村 君枝 |
大津市議会議長賞 | 消しゴムで消せぬ来し方帰り花 | 宮崎 正子 |
大津市文化連盟会長賞 | 椿の実はじけ飛び散る親離れ | 滋賀 恵美子 |
大津市俳句連盟会長賞 | 干柿のすだれになじむ里の風 | 山根 悠翁 |
石倉政苑 特選 | 月明かりありったけの恋筆にのせ | 小池 るり子 |
七里源一 特選 | 旅終へし湖のまほろば浮寝鳥 | 森下 万与 |
志村宣子 特選 | 停戦せよ某国よ熊穴に入る | 森下 万与 |
山田鳴子 特選 | 間引菜の漬け物うましなんもいらん | 西村 芳子 |
佳作 | 桐一葉舞ふて回顧の八十年 | 多賀 晃信 |
佳作 | 役目終えカラスの友となるかかし | 藤木 正子 |
佳作 | 一山を一千色に冬紅葉 | 藤野 安 |
佳作 | 愛猫は聴き上手にて冬の縁 | 薮内 日出子 |
注意:外字は使用できませんので修正しております。ご了承ください。
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更新日:2023年11月24日