第73回大津市美術展覧会（令和5年度）開催結果（第3部：彫刻の部）
第3部 彫刻の部
審査員
江里 敏明氏、岡村 正博氏
総評
出品数は少ないですが、色々な表現の立体作品が集った良質の展覧会になっています。残念ながら高校生の作品が1点のみなのが寂しいです。多くの方々、特に若い方々に鑑賞していただいて彫刻を楽しんでもらいたいです。
市展賞
題名
「JIZO」我想
作者
三原 敏夫
作品評
奥行きの無い人体像ですが、キュビズム的な表面の表現と右肩を少しひねることで、奥行きを感じさせる秀作です。「JIZO」は何を意味しているのか、興味がつきません。
大津市議会議長賞
題名
風の塔
作者
安達 栄次
作品評
陶作品で、見る人が思わず小さくなり、風景の中に引き込まれていくような作品です。作者の心象を伺わせる秀作です。
大津市教育委員会教育長賞
題名
冒険
作者
高見 泰代
作品評
枯木に腰かけたジーンズが印象的です。色々なイメージを想起させる作品となっています。枯木とジーンズのバランスをより深められるともっと良い作品になったと思います。
中日新聞社賞・U-30奨励賞
題名
自悶自答
作者
清永 凪海
作品評
丁寧な作風で、鏡の中の自分とじっくり対面し、取り組んだ魅力ある作品です。U-30奨励賞とのダブル受賞となりました。
佳作
| 題名 | 作者 |
|---|---|
| また踊りだした亡霊達 | 田中 一樹 |
| ごんたくん | 増田 勝巳 |
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更新日：2023年07月04日