市立中学校生徒の自殺にかかる件について

更新日:2018年10月11日

中学生の自死から7年をむかえて

市民の皆様へ

平成23年10月11日に、大津市立中学校の中学生が自ら命を絶たれてから、7年が経ちました。亡くなられた中学生に対して、心から哀悼の意を表します。

本日、亡くなられた中学生をお参りし、これまでの大津市の取組みをご報告しました。毎年、この日に、亡くなった中学生のために、私たちはこれまでに何ができたのかを考えます。       

私が市長に就任してからの約6年半を振り返ると、いじめ対策推進室の設置や、教育委員会における小中学校のいじめ対策担当教員の配置など、いじめ対策を進めてまいりました。その結果、小中学校での1年間のいじめの認知件数は年々増え、平成22年度は53件であったのが、平成29年度には、いじめの疑いを含め2,531件と約48倍になりました。このことは決して悪いことではなく、これまで見逃されてきたいじめが見つかるようになってきたと考えています。

そして、平成27年3月、大津市はご遺族と裁判の和解をしました。その和解条項の中で、継続して再発防止策を実施することが定められています。この和解条項が、亡くなられた中学生との約束であると思い、いじめ対策に取り組んできました。

この1年間は、子どもにとって相談しやすい窓口をつくるために、中学生のLINE相談を始め、これまでより多くの中学生が相談してくれるようになりました。

しかし、いじめ対策に終わりはありません。7年を経ても、亡くなられた中学生の無念さやつらさが消えることはありません。10月11日は、これまでの取組みを振り返ると同時に、私たちがこれから何をしていくべきなのかを考える日でもあります。これからも、教育委員会における徹底した教員の意識改革や学校におけるいじめの組織的対応など、全力で取り組んでいかなければなりません。

7年を経て、これまで様々な場所でいじめ対策に携わって頂いた皆様に深く感謝申し上げます。これからも、大津の子どもたちのために全力を尽くす決意です。皆様のお力を頂けますよう心からお願い申し上げます。

平成30年10月11日

大津市長 越 直美

 

児童(じどう)生徒(せいと)のみなさんへ

大津市(おおつし)中学校(ちゅうがっこう)(かよ)中学生(ちゅうがくせい)()くなってから、7(ねん)がたちました。

これまで、わたしたちは、二度(にど)とこのようなことがないようにという(おも)いで、いじめをなくすための取組(とりく)みをしてきました。

いじめは、(ひと)(からだ)(こころ)をきずつけるだけではなく、(ひと)(いのち)をうばうこともあります。(うしな)われた(いのち)絶対(ぜったい)にもどってきません。

みなさんのクラスには、色々(いろいろ)(ひと)がいて、それぞれ(かお)(からだ)も、()うことや(かんが)えていることも(ちが)います。一人一人(ひとりひとり)(ちが)うからこそ、みなさんは、この()(なか)でたった一人(ひとり)しかいない、かけがえのない大切(たいせつ)(ひと)です。だから、みなさん自身(じしん)を、そして、みなさんのまわりの(ひと)を、どうか大切(たいせつ)にしてください。

もしも、いやなことがあったら、だれかに相談(そうだん)してください。相談(そうだん)することは勇気(ゆうき)がいることです。でも、(すこ)しでもみなさんの(はなし)をきかせてください。そして、(とも)だちがさみしそうにしていたら、(こえ)をかけてあげてください。

これまで、フォーラムや学校(がっこう)で、小学生(しょうがくせい)中学生(ちゅうがくせい)(はなし)をきいてきました。みなさんの(こえ)をきくと、小学生(しょうがくせい)中学生(ちゅうがくせい)(おも)いと大人(おとな)(かんが)えがちがうことに()づいたりすることもあります。お(はな)ししてくれたみなさん、本当(ほんとう)にありがとうございました。

わたしたちは、いじめを絶対(ぜったい)にゆるしません。これからも、みなさん一人一人(ひとりひとり)のために、いじめをなくすためにできることを(なん)でもしていく決意(けつい)です。

平成30年10月11日

大津(おおつ)市長(しちょう) (こし) 直美(なおみ)

 

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