「大津市・奈良市企業局応急給水技術合同訓練」を実施しました
-迅速な給水活動を目指して、他県自治体と合同訓練を実施-
10月15日(水曜)、大津市と奈良市の企業局合同による応急給水訓練を、瀬田公園配水池(大津市一里山)と新瀬田浄水場(大津市萱野浦)を会場として実施しました。
両市においては、相互の連携を密にしてともに発展していくことを目指して、平成26年7月14日付けで「大津市企業局・奈良市企業局間の情報相互交換に関する包括協定」を締結しています。
今回の訓練は、この協定に基づいて、災害時においても迅速、かつ、確実な応急給水活動が行えるよう、職員の育成及び技術の承継・研鑽を目的として実施したものです。
訓練開始に先立ち、大津市企業局・青木修水道ガス事業長は「両市は同じ中核市。お互いに交流を深めて技術や情報などを共有し、万が一、災害が起こったときの対応も積極的にできればと思う。有意義な訓練となるよう真剣に取り組んでいただきたい」とあいさつを述べ、参加者を激励しました。
青木水道ガス事業長による開式のあいさつ
当日の様子
訓練では、地震・風水害などにより断水が発生したと想定。
経験が浅い若手職員を中心とした参加者は、配水池で給水車への給水を行ったあと、浄水場へ移動して仮設水槽(給水バルーン)や給水袋への給水、仮設給水栓の組み立て作業などを行いました。両市の職員は、手順を確認しながら、お互いに声をかけ合い、連携しながら訓練に取り組んでいました。
訓練開始前のオリエンテーション
瀬田公園配水池へ移動
講師の指導のもと、給水ポイントである消火栓にホースを接続
訓練に参加した職員の一人は「今回の訓練では他都市との情報交換もできて、とても貴重な機会になりました。災害はいつ起こるか分かりませんので、さまざまな状況を想定して備えていきたいと思います」と話していました。 風水害や大規模な事故の発生時における早期復旧を目指して、迅速に適切な初動対応が行えるよう、今後も努めてまいります。
更新日:2018年08月27日