近江新八景ルール(市街地の高度利用のあり方の提言)

更新日:2020年10月21日

大津市では、市街地における適切な高度利用のあり方と古都大津にふさわしい姿について専門的に検討するために、平成20年に「市街地の高度利用のあり方検討委員会」を設置しました。同委員会においては、約1年半にわたり10回の会議を開催し、その検討結果のまとめは「保全と創造で時を結ぶ『近江新八景』ルール」として、平成22年3月24日に大津市長あてに提言いただきました。

この提言は、都市のにぎわいと発展を見据えて、将来に誇れる風格のあるまちづくりを目指し、地域ごとにメリハリのある規制を「琵琶湖でつながる大津の景観」として掲げられ、その実現に向けた高度利用のあり方を提案されたものです。

市では、この提言を尊重し、市民のみなさまの意見を踏まえ、今後の市政に反映してまいります。

提言書

保全と創造で時を結ぶ「近江新八景ルール」市街地の高度利用のあり方について

提言を受けて対応した施策

商業系や工業系地域における高度地区の拡充

近江新八景ルールの提言を受け、平成23年1月より商業系、工業系の用途地域の一部に第6種高度地区(31メートル)と第7種高度地区(45メートル)を追加する都市計画変更を実施しました。

提言の実現化に向けて

提言の実現化に向けて、今後、次の課題について検討していきます。

  • 自然的湖岸を中心に高度地区の指定変更の検討
  • 市街地の環境改善・良好な景観形成に向けた方針検討
  • 景観計画ガイドラインに基づく建物意匠形態基準の検討

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