食中毒注意報の発令状況
現在、ノロウイルス食中毒注意報発令中!
【発令期間】
令和6年11月28日(木曜)から令和6年12月18日(水曜)まで
令和6年度滋賀県「ノロウイルス食中毒注意報」発令状況
回数 | 発令期間 |
---|---|
第1回 | 令和6年11月7日(木曜)~11月27日(水曜) |
第2回 | 令和6年11月28日(木曜)~12月18日(水曜) |
ノロウイルス食中毒注意報は、毎年11月1日から3月31日までの間、感染性胃腸炎患者が増加し、ノロウイルス食中毒が発生しやすい状況になったときに発令されます。
ノロウイルス食中毒注意報発令基準
- 滋賀県感染症発生動向調査において、原則として毎週木曜に発表される感染性胃腸炎の保健所ごとの定点患者数をモニタリングし、前週からの定点増加率が1.6以上となった保健所が複数認められた場合。(ただし、医療機関の休診を考慮し、第1週および第2週の増加率は除きます。)
- 県内で2週間以内に、ノロウイルスによる食中毒事件が2件発生した場合。
ノロウイルス食中毒注意報発令時における注意事項
感染性胃腸炎患者が増加しており、ノロウイルス食中毒が発生しやすい状況になっていますので、次の点に十分注意しましょう。
1.手洗いをしっかり行いましょう。
手指を石けんで30秒以上時間をかけて丁寧に洗い、手指についたウイルスを流水で洗い落としましょう。
調理前、トイレの後、食事前および下痢やおう吐をした人の世話や汚物処理をした後は、特に念入りに行いましょう。また、手を拭くタオルは共用せず、ペーパータオルまたは個人用のタオルを使いましょう。
2.食品は十分に加熱しましょう。
二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品は、中心部まで85~90℃以上で90秒間以上加熱しましょう。
3.体調が悪いときは休みましょう。
下痢、おう吐等の症状がある時は、食品を二次汚染させる可能性があるため調理作業をしないでください。
また、家族に下痢、おう吐等の症状がある場合にも感染している可能性があるため、手洗いをしっかり行い、手袋を使うなど注意しましょう。
4.食品を盛り付けるときは、マスク、手袋を着用しましょう。
食品を盛り付ける場合はマスクを着用し、手袋やお箸を使って、直接食品に触らないようにしましょう。
5.調理器具はしっかり消毒しましょう。
使用前後の食器や調理器具は、熱湯や0.02%次亜塩素酸ナトリウムで十分に消毒し、流水洗浄しましょう。
6.ふん便、おう吐物の処理と消毒を適切に行いましょう。
ふん便中やおう吐物中には多量のウイルスが排出されているので、換気を十分に行い、手袋とマスクを着用した上で速やかに処理しましょう。
また、処理した床、ドアノブ、便器等は、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、処理に使ったマスク、手袋、タオルなどは、ビニール袋に密封して廃棄しましょう。
食中毒予防3原則
1.つけない
- 体調が悪いときは、調理作業はしないようにしましょう
- 厨房、台所は整理整頓し、清潔に保ちましょう
- 手洗いを徹底し、手指を清潔に保ちましょう
- 調理器具は食品、用途別に分けて使用しましょう
- 食品と接触する器具等は洗浄、消毒しましょう
- 調理後の食品は素手で盛り付けないようにしましょう
- 生の食品と加熱済み食品は別の容器で保存しましょう
2.ふやさない
- 冷蔵庫は10度(生鮮魚介類等は4度)以下に管理しましょう
- つくり置きはせず、注文ごとに調理しましょう
- 調理後は室温に2時間以上放置しないようにしましょう
- 冷凍された食品を室温で解凍しないようにしましょう
3.やっつける
- 加熱調理は中心部までよく加熱しましょう(75度で1分以上(二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品の場合は85~90度で90秒間以上))
- 加熱できない食品は塩素消毒が有効です(100ppmで10分間を目安)
- 調理器具も熱湯等で消毒しましょう(80度で5分間以上)
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関連リンク
食中毒注意報発令状況(7月1日から9月30日まで)(滋賀県ホームページ)
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健康保険部保健所 衛生課 食品指導係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津2階
電話番号:077-522-8427
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更新日:2024年11月28日