麻しん(はしか)に注意しましょう(平成31年2月)

更新日:2019年02月22日

関西地方で麻しん(はしか)の報告数が急増しています

2019年に入り、大阪府や三重県など、関西地方で麻しん(はしか)の患者が急増しています。

麻しん(はしか)は感染力が極めて強い感染症で、免疫がない方が感染した場合、ほぼ100%の方が発病するといわれています。乳幼児では肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあり、注意が必要です。

麻しん(はしか)の疑いがある場合は、医療機関に事前に電話で麻しん(はしか)に感染しているおそれがあることを伝え、医療機関の指示に従って受診してください。

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン定期接種対象者の方は、早めに接種を済ませましょう。また、海外の流行地へ渡航予定の方で、麻しん(はしか)のり患歴や予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種を検討しましょう。

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、1000人に1人と言われています。
その他の合併症として、10万人に1人程度、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

患者が周囲への感染性を有する期間は、発病の1日前から解熱後3日(もしくは発疹出現後5日)経過するまでと言われています。

麻しん(はしか)の予防について

麻しんの予防接種が最も有効な予防法です。麻しん含有ワクチンを接種することで、95%程度の人が免疫を獲得することができると言われています。
麻しん・風しん混合(MR)ワクチン定期接種対象者の方は、早めに接種を済ませましょう。また、海外の流行地へ渡航予定の方で、麻しん(はしか)のり患歴や予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種を検討しましょう。

大津市内における発生状況

平成31年1月以降、市内医療機関から患者の報告はありません。(2月20日現在)

県内の発生状況については、下記のサイトよりご確認ください。

医療機関の皆さまへ

麻しんは、感染症法に基づく全数把握対象疾患です。麻しんと診断した全ての医療機関は、直ちに保健所への届出をお願いします。

臨床診断の場合は、確定診断のための検査検体(血液・咽頭ぬぐい液・尿)の確保にご協力いただきますようお願いします。詳細は保健所にお問い合わせください。

この記事に関する
お問い合わせ先

健康保険部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161

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