台湾で狂犬病に感染・発症した犬が確認されました

更新日:2018年08月27日

台湾では平成25年7月16日、52年ぶりに野生のイタチアナグマに狂犬病の発生が確認され、さらに、9月10日には、狂犬病ウイルスに感染・発症した飼い犬が確認されたことが公表されました。
これは、狂犬病に感染したイタチアナグマに咬まれた犬を収容施設において経過観察していたところ、当該犬が発症し狂犬病が確認されたものです。

狂犬病について

狂犬病は人を含む全ての哺乳類に感染し、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。
現在、日本では、犬などを含めて狂犬病の発生はありません。しかし狂犬病は、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生しており、日本は常に侵入の脅威に晒されていることから、万一の侵入に備えた対策が重要となっています。人が狂犬病に感染する場合、アジア地域等、狂犬病の流行国では、その感染源となる動物のほとんどは犬であると言われています。
したがって、飼い犬への狂犬病予防注射を徹底することで犬でのまん延が予防され、人への被害を防ぐことができます。

いざという時に人の命、そして愛犬の命を守るためにも、狂犬病の予防注射は必ず受けるようにしてください!

飼い主の皆様へ

日本では、狂犬病の発生を予防し、そのまん延を予防するため、「狂犬病予防法」に基づき、飼い主の皆様には以下のことが義務づけられています。

  • 犬の登録をすること(生後91日以上を経過した犬)
  • 犬に毎年狂犬病の予防注射を受けさせること
  • 犬に鑑札と注射済票を装着すること

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