家庭におけるレジオネラ症の予防対策について

更新日:2020年01月08日

レジオネラ属菌は、お風呂や加湿器内で増殖しやすく、過去には家庭用の超音波式加湿器を原因としたレジオネラ症の死亡事例が発生したことがありますので、皆様のご家庭内において、レジオネラ症の発生を防止するため、次の事項又はリーフレットの内容をよくご確認いただきますよう

レジオネラ症とは

レジオネラ症とは、「レジオネラ属菌」によって引き起こされる感染症であり、近年全国的にレジオネラ症の発生件数は増加傾向にあります。また、レジオネラ症は、高齢者、乳幼児、病気にかかっている人等の免疫力が低下している人が感染するリスクが高く、重症化傾向の強い「レジオネラ肺炎」と一過性の「ポンティアック熱」の2つに分けられます。

主な感染者のイラスト

レジオネラ肺炎

主な症状:高熱、呼吸困難、筋肉痛、吐き気、下痢、意識障害等
潜伏期間:2~10日
特徴:急激に重症化し、亡くなることもある

レジオネラ症肺炎

ポンティアック熱

主な症状:発熱、寒気、筋肉痛等
潜伏期間:12時間~10日
特徴:一般に軽症で、数日で治ることが多い

ポンティアック熱

レジオネラ属菌の特徴

  • 土壌中や池、沼、水たまり等の環境中において、どこにでもいる常在菌である。
  • 一般に20~50℃で増殖し、36℃前後が最も増殖に適した温度であるため、お風呂や加湿器内でよく増殖する。
  • 生物膜(いわゆるヌメリ部分)内でアメーバに寄生し、増殖を繰り返しやがてアメーバを破壊する。

生物膜とは、生物膜はその名が示すとおり、表面に膜ができており、この膜が塩素消毒剤や湯等から生物膜の内側にいるレジオネラ属菌を守っています

生物膜の構造

感染経路について

レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染されている細かい水滴(しぶき)を吸い込むことで、感染します。なお、ヒトからヒトへの感染はありません

感染経路 イメージイラスト

レジオネラ属菌の主な汚染源について

追い炊き機能付き風呂(24時間風呂等)

何日もお湯を抜かず追い炊きを行っていると、同じ湯が配管内を循環・停滞することになり、レジオネラ属菌が増殖するリスクが高くなります。

追い炊き機能付き風呂(24時間風呂等)

家庭用加湿器

家庭用では、タンクに水道水を入れて超音波振動で空気中に水滴を噴霧させる超音波式加湿器(非加熱型)が流通しています。
これは常温の水が細かい水滴となって飛散するため、タンク内でレジオネラ属菌が増縮すると、レジオネラ症の発生源となる可能性があります。

家庭用加湿器のイラスト

レジオネラ症の発生を防ぐために

追い炊き機能付き風呂(24時間風呂等)の管理方法

  • 浴槽の湯は、毎日交換すること。
  • 浴槽や浴室内は、汚れやぬめりが生じないよう毎日洗浄し、汚れがひどい場合は、消毒薬を使用すること。
  • メーカーの取扱説明書等を確認し、定期的に追い炊き用配管の洗浄等を行うこと。
お風呂を洗うイラスト

家庭用加湿器の管理方法

  • タンクの水には、水道水を使用すること。
  • タンクの水は毎日交換し、汚れやぬめりが生じないようその都度、タンク内を洗浄すること。
  • 長時間使用しないときは水を抜き、汚れを取り除いて乾燥させること。
家庭用加湿器の管理方法 タンクの水を取り替えよう

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