有毒植物・毒キノコによる食中毒に注意しましょう

更新日:2024年01月25日

例年、有毒植物や毒キノコを食用と見誤って食べたことによる食中毒が全国的に発生しています。特に春先から初夏は有毒植物、夏の終わりから秋にかけては毒キノコを原因とする食中毒が多発し、近年滋賀県内でも発生が見られています。
これらの食中毒では死者が出ることもあり、家庭菜園、山菜採り、キノコ狩り等では注意が必要です。

有毒植物や毒キノコは珍しいものではなく、野山などに普通に自生しています!
観賞用植物が毒をもっていることもあります。


食用だと確実に判断できない植物やキノコは
「採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!」

有毒植物による食中毒にならないために

  1. 食用として植えた覚えのない植物は食べないようにしましょう。
  2. 観賞植物は有毒のものもあるため、家庭菜園や畑で野菜と一緒に栽培しないようにしましょう。
  3. 山菜に混じって有毒植物が生えていることがあります。山菜採りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。

毒キノコで食中毒にならないために

  1. 毒キノコには食用キノコに類似した形状のものも多くありますので、種類が特定できないものは採取しないようにしましょう。
  2. キノコ類はその生育環境で外見が著しく変化することもあり、専門家であっても食用であるか否か困難な場合があります。曖昧な感覚的な判断で食べたりすることがないようにしましょう。
  3. 自分が採取したキノコを、安易に人に譲渡したり、また譲り受けて食べたりしないようにしましょう。

野草、野生のキノコ等を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を!
見分けに迷ったら食べないでください!

食品関係営業者の方へのお願い

食用のものに混ざって有毒なものが生えていることがあります。山菜や野草、野生のキノコ類の取扱いに際しては以下の点に十分注意してください。

  1. 明確に食用種と判断できるもの以外は取り扱わないでください。
  2. 仕入れ、検品、陳列、または調理前に有毒種が混入していないか再確認してください。
  3. 自然界に自生しているキノコの多くは、その毒性について判明していないものが多いことから、「見たことのないキノコ」、「珍しいキノコ」で種別不明のものは、販売又は提供しないようにしてください。 

関連リンク

この記事に関する
お問い合わせ先

健康保険部保健所 衛生課
食品指導係・食の安全推進係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津2階
電話番号
077-522-8427(食品指導係)
077-511-9203(食の安全推進係)
ファックス番号:077-522-7373

衛生課にメールを送る