学校における熱中症事故の防止について
熱中症予防に関して、活動前に適切な水分補給を行うとともに、活動中や終了後にも必要に応じて適宜水分補給を行う等適切な措置を講じることが必要です。
新型コロナウイルス感染症対策をふまえた熱中症対策について
学校生活では
(1)暑さを避けることについて
- 換気をしながらエアコンを使用することになるので、室内が涼しくなるように温度設定をこまめに調整します。
(2)マスクの着用について
熱中症により命の危険が懸念されるため、熱中症への対応を優先します。
- 体育の授業や運動部活動の活動中、登下校時はマスクを外すよう指導します。
- 児童生徒がマスクの着用を希望する場合にも、児童生徒の体調の変化に注意し、必要に応じて、マスクを外して休憩するよう指導します。
- 学校生活においては、飛沫を飛ばさないよう、児童生徒や教職員は基本的にマスクを着用しますが、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場面では、マスクを外します。
- マスクを外す場合には、児童生徒同士や教職員との間に十分な距離を保つなどの配慮をします。
- 登下校時には、人と十分な距離を確保してマスクを外すようにします。なお、公共交通機関を利用する場合は、マスクを着用します。
(3)水分補給について
- マスクの着用により加湿されるため、のどの渇きを感じにくくなります。そのため、児童生徒には、こまめな水分補給を指導します。
(4)暑さに備えた体作りについて
- 適度な運動で、徐々に体を暑さに慣らしていきます。その際には、児童生徒の体調管理を行い、こまめな水分補給をさせ、適宜休憩をとらせます。
保護者の皆様へのお願い
日ごろからのお子さまの健康管理について
- 毎日の体温測定や健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症の予防にも有効です。健康チェックなどで、お子さまの体調が悪いとお気づきのときは無理はさせないでください。
- お子さまに十分な睡眠や朝食をとらせていただくようお願いします。
更新日:2022年06月21日