個別避難計画の作成

更新日:2024年01月17日

「個別避難計画」とは、災害時の避難に支援が必要な方の「避難支援者」「避難先」「避難方法」などをまとめた計画書のことです。

災害時の避難に必要な支援の内容を事前に決めておくことで、避難を円滑・迅速に行うことができます。

下記の手順で個別避難計画を作成してみましょう。

1 ご自宅付近の災害の危険性を確認しましょう

「高齢者等避難」「避難指示」等の避難情報は、土砂災害(特別)警戒区域や大河川流域の浸水想定区域などの危険区域を対象に発令します。

ご自宅が避難の必要がある区域にあるかどうかや、地域の避難場所を、あらかじめハザードマップで確認しましょう。

注:市から個別避難計画の作成を依頼されている保健・福祉専門職の皆様は、市にお尋ねください。

2 避難場所を確認しましょう。

避難先として、安全な場所にある親戚・知人宅や市が開設する避難場所などが考えられます。家族や友人などと相談して、あらかじめ避難先を決めておきましょう。
(注)災害時には、市が指定するすべての避難場所が開設されるわけではありません。原則、支所及び小学校体育館から優先的に開設します。

注:避難生活に支援(介助など)が必要な方は、市で避難先施設と調整を行いますので、市にお問い合わせください。

3 (必要な場合)避難支援者を決めましょう。

災害時に避難を希望しており、自分自身またはその家族だけでは避難が難しい場合、近隣の地域住民等の支援を得て、避難所まで避難します。ご近所で支援をお願いできる方がおられる場合、避難支援者として協力をお願いしてください。
(注)家族で避難支援が可能な場合は、ご家族を避難支援者としていただいて結構です。

注:近隣に避難支援をお願いできる方がおられない場合、市で調整を行いますので、市にお問い合わせください。

4 避難情報の種類とその入手方法を確認しましょう。

大津市では原則、高齢者等避難や避難指示等の避難情報が発令されるタイミングで、避難所が開設されます。

災害時に気象情報や避難情報について通知される「大津市防災ナビ」「大津市防災メール」をあらかじめダウンロード、登録しておきましょう。

必要に応じて、タイムラインを作成しましょう。

タイムラインとは、災害の発生を前提に、「いつ」「だれが」「何をするか」に着目して、防災行動を時系列で整理した計画のことです。

例えば、「高齢者等避難」で避難する場合、どのタイミングで家族への連絡や、持ち出し品の確認を行うか、といったことをあらかじめ決めておくことで、実際の災害時にあわてず、スムーズに避難行動をとることができます。

5 各家庭で備えましょう。

家庭での災害への備えについては、下記のリンクをご確認ください。

ご自身の状況を整理してみましょう。

ご自身の個別避難計画を作成してみましょう。

この記事に関する
お問い合わせ先

総務部 個別避難計画作成推進室
〒520-8575 市役所新館2階
電話番号:077-528-2616
ファックス番号:077-523-2202

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