特殊詐欺について

更新日:2023年06月27日

オレオレ詐欺

親族、警察官、弁護士などを装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金などを名目に金銭等をだまし取る手口です。

犯人は突然の電話で相手の不安感をあおり、大切な家族の非常事態に「何とかしなければ」「表沙汰にしたくない」と思う気持ちを巧みに突いてきます。あらかじめ「電話番号が変わった」と連絡した後に電話をかけ安心させるといった手口も見られます。

電話でお金の話が出たら、一旦電話を切り、すぐに家族などに相談しましょう。

詐欺イラスト

預貯金詐欺

市役所や税務署の職員などと名乗り、医療費などの払い戻しがあるので、キャッシュカードの確認や取替の必要があるなどの口実で自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取る手口です。

キャッシュカードの確認・取替が必要だと信じ込ませた上で、その後、銀行協会などを名乗る犯人から電話があり、「キャッシュカードを取りに行く」「手続きのため暗証番号を教えてほしい」などと情報を要求してきます。

市役所・税務署職員などが暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かりに来ることは絶対にありません。

キャッシュカード詐欺盗

警察官などと偽って電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」「貯金を保護する手続きをする」などとウソの手続きを説明した上で、キャッシュカードをすり替えるなどして盗み取る手口です。

電話での説明後に「キャッシュカードの確認に行く」などの名目で私服警察官や銀行協会職員などになりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかないうちに口座から現金を引き出します。

警察官、銀行協会などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にありません。

還付金詐欺

市役所、税務署、年金事務所の職員などと名乗り、医療費・保険料の過払い金や、一部未払いの年金があるなど、お金を受け取れるという内容の電話をかけてきます。被害者が犯人の指示通りにATMを操作すると、実際には犯人側の口座にお金が振り込まれるという手口です。払い戻しには期限があると焦らせた上で、今すぐ携帯電話を持って近くのATMに向かうように指示をしてきます。

ATMでお金が返ってくることは、絶対にありません。

架空料金請求詐欺

インターネットサイト事業者などを名乗る犯人から、インターネットの未納料金が発生しているなどの名目で、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が送られたり、法務省や裁判所などの名称で自宅にはがきが送付されることにより、実際には使用していない料金を支払わせようとする手口です。

SMSやはがきを受け取った被害者が本文に記載された電話番号に電話をかけると、「払わなければ裁判になる」「今日払えば大半が返金される」などと言われ、払ったほうがよいと思い込まされ、コンビニエンスストアで電子マネーを購入させて、カード番号を教えるように指示します。

事業者などが「未納料金などの支払い」の名目で、コンビニエンスストアで電子マネー(プリペイドカード)を購入させることはありません。

サポート詐欺

パソコン等でインターネットを閲覧中、突然ウイルス感染したかのように

「ウイルスに感染しました」
「サポート窓口 ●●-●●●●-●●●●まで電話してください」

等と嘘の画面を表示するなどして、ユーザーの不安を煽り、画面に記載されたサポート窓口に電話をかけさせ、遠隔操作ソフトをダウンロード・インストールさせたり、サポートの名目で金銭を騙し取ろうとするものです。  

特徴として、

  • 警告の画面が次々と重なって開く 
  • 警告音や警告アナウンスが流れる
  • 警告内容を信じさせるため、実在の企業ロゴが使われる場合がある
  • 支払い方法はクレジットカード決済や各種ギフトカード、コンビニ決済、電子マネー等が使われる                                                       

対処方法として、

  • 偽のセキュリティ警告画面が表示されたら、ブラウザを終了する
  • ブラウザを終了できない場合は、ブラウザを強制的に閉じるかパソコンを再起動する                                                                                                                                                             

【ブラウザを強制的に終了する方法】
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押し、タスクマネージャーを起動し、利用しているブラウザを選択して、右クリック→タスクの終了とする

あわてて電話をせず、請求に電子マネー等の話が出た場合は疑いましょう。

その他の詐欺

融資保証金詐欺

架空の融資情報を提供し、申込者に対して、保証金等を名目に現金を預金口座に振り込ませるなどの方法でだまし取る手口です。

金融商品詐欺

社債や未公開株などへの投資や商品購入に関するパンフレット・ハガキ・SNSが突然届きます。その後、犯人から電話がかかってきます。

高配当や元本保証をうたい、絶対に儲かることを相手が強調する場合は疑いましょう。

ギャンブル詐欺

パチンコ・競馬・ロト6で必ず儲かる方法があるという名目で、現金を振り込ませるようにする手口です。

ギャンブルに絶対勝てる方法はありません。

被害に遭わないために

電話1本でお金を要求してくること自体が「おかしい!」と疑ってください。
相手が身内を名乗ってもすぐ信用しない。

  • 在宅時でも常に留守番電話設定にしておく
  • 詐欺電話撃退機器をつける
  • 不審な電話はすぐに切る
  • 個人情報や暗証番号を教えない
  • キャッシュカードを渡さない

お金を振り込む(渡す)前に、必ず本人、または家族などに電話をかけて事実の確認をしましょう!
一人で判断せずに、かならず誰かに相談しましょう。

日頃からニュースに関心を持ち、家族やご近所の方と情報交換をしましょう。
少しでもおかしいと思ったら警察に相談、連絡をしましょう。

  • 大津警察署(077-522-1234)
  • 大津北警察署(077-573-1234)

この記事に関する
お問い合わせ先

市民部 自治協働課
〒520-8575 市役所 別館2階
電話番号:077-528-2730
ファックス番号:077-523-0411

自治協働課にメールを送る