電線共同溝について

更新日:2019年03月31日

電線共同溝とは

私達の日常生活において、電気、電話、情報通信というインフラは必要不可欠なものです。それらの幹線は通常、道路部分に電柱を建て、電柱を支柱として空中を張りめぐらされています。電線共同溝とは、これらのインフラを以下の目的で、地中に埋設するために設けられる地下函渠(管渠)です。

電線共同溝(無電柱)化の目的

歩行空間の確保

道路上の電柱や電線類が地中化すると、道路の見通しが良くなり、信号機や道路標識が見やすくなります。そのため、交通の安全性が向上します。また、電柱を設置する施設帯が歩道の有効空間として使えるため、歩行者、自転車利用者、ベビーカーや車椅子の利用者にも安全で快適な歩行空間が確保され、バリアフリー化を促進します。

都市景観の向上

電柱間に張りめぐらされる電線類が地中に設置されるため、すっきりとした景観が形成されます。

災害の防止

台風や地震の自然災害時に、電柱が倒れたり、電線類が地上に垂れ下がることによる感電等の危険がなくなり、二次災害を防止することができます。

通信回線の信頼性向上

電気、電話、情報通信について、大規模な災害が発生しても電柱の倒壊がないため、それらのインフラが切断される等の被害を最小限に抑えることができます。

電線共同溝を埋設した歩道

都市計画道路3・4・9号馬場皇子が丘線(百石町工区)

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