大津市歴史文化遺産マップ

更新日:2022年04月05日

大津市は全国でも有数の歴史文化を誇るまちです。
そんな大津市には、現在にいたるまで数多くの歴史文化遺産が受け継がれてきました。
約1000年前に建てられた木造の建造物や、奈良時代の彫刻、絵画などの美術工芸品をはじめ、大津宮に代表される遺跡群や歴史を今に伝える町並みなど、各所に残されています。
大津市歴史文化遺産マップは、市内の代表的な歴史文化を16の地域に分けて紹介したものです。
歴史文化遺産マップ片手に探訪し、大津市の豊かな歴史文化にぜひ触れてみてください。

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重要文化財に指定されている天皇神社や小野神社のほか、曼陀羅山古墳群など多くの古墳があります。

7世紀中頃に創建された近江最古級の寺院跡である衣川廃寺跡(国史跡)や西羅古墳(市史跡)などがあります。

近江八景のひとつ「堅田落雁」でも有名な満月寺浮御堂(国登録)や、明治8年に築造された木造灯台である出島の灯台(市指定文化財)などがあります。

比叡山延暦寺の里坊群がなす坂本の景観は国の伝統的建造物群保存地区に選定され、日吉大社や西教寺など多くの歴史文化遺産があります。

明智光秀が築いた坂本城跡などがあり、北国海道(西近江路)が通る下阪本の町並みは宿場町の名残をとどめます。

天智天皇が大津宮の北西に建立した寺院跡である崇福寺跡(国史跡)や古代より近江と京都を結ぶ主要な交通路である志賀越(山中越)などがあります。

7 世紀後半に大津宮遷都にともなって造営された穴太廃寺跡(国史跡)や、近江八景「唐崎夜雨」の舞台であり、古くから名勝として知られた唐崎(県名勝)などの歴史文化遺産があります。

天智天皇の近江大津宮跡(国史跡)や南滋賀町廃寺跡(国史跡)、天智天皇を祭神とする近江神宮などがあります。

園城寺(三井寺)を中心に多くの歴史文化遺産があり、国宝の新羅善神堂や園城寺の護法神である長等神社などがあります。

関の守護神として祀られた関蝉丸神社をはじめ、逢坂関跡碑など、東海道沿いに街道ゆかりの歴史文化遺産が残っています。

大津百町として栄えたこの地域には、浅野長吉が築城した大津城跡や、湖国三大祭に数えられる大津祭の天孫神社などがあります。

かつての湖岸線を示す小舟入の常夜灯(市指定文化財)や松尾芭蕉ゆかりの義仲寺(国史跡)などがあります。

東海道の防備を主眼として築かれた水城の膳所城跡や、膳所城門が移築された膳所神社、篠津神社などがあります。

源義仲の乳兄弟である今井兼平の墓(市史跡)や壬申の乱で亡くなった大友皇子を祀る御霊神社などがあります。

西国三十三所観音巡礼の札所であり、紫式部が『源氏物語』を執筆したと伝わる石山寺などがあります。

古代の地方行政を担った近江国庁跡(国史跡)をはじめ、堂ノ上遺跡(国史跡)、中路遺跡(国史跡)、青江遺跡(国史跡)、惣山遺跡(国史跡)など、近江国庁に関係する遺跡があります。

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