平成30年6月市議会通常会議 提案説明

更新日:2018年08月27日

市議会通常会議 提案説明を行う市長

 みなさん、おはようございます。
 

 平成30年6月市議会通常会議を開催いただき、誠にありがとうございます。
 

 議案の説明に先立ち、諸般の取組みについてご報告申し上げます。
 

 本市は、福島原発事故で、原発から47キロ離れた福島県飯館村まで放射能汚染が広がったことを教訓として策定した「原子力災害避難計画」に基づき、大津市初となる原子力防災訓練を5月13日に葛川学区と伊香立学区の一部地域で実施し、多くの住民の方々のご参加をいただき、避難行動の確認や放射能の基礎知識の周知に努めました。
 

 一方、これまでから災害対策本部に若手職員による災害対策救助隊を設置しておりますが、今年度は、女性目線での活動強化を図ることを目的に、5月15日に女性職員による救助分隊を立ち上げました。今後とも、市民の皆様の安全の確保に努めてまいります。

 次に、平成29年度の各会計の決算見込みについては、出納閉鎖を終え、現在、計数整理を行っているところですが、その概要についてご報告いたします。
 

 まず、一般会計です。行政改革プランに掲げた取組みを着実に推進しつつ、中期財政フレームに沿って、歳出の抑制と事業の効率化に努めた結果、実質収支は40年連続の黒字決算となる見込みであり、前年度に赤字となった単年度収支については、市税や県税交付金などの収入が予算を上回ったことなどにより、黒字に転換できる見込みです。
 

 このうち、歳入について、市民税及び固定資産税・都市計画税は、雇用環境の改善、固定資産の増加に加え、滞納整理を積極的に進めてきたことにより、前年度決算額及び予算額を、ともに上回る見通しです。
 

 続いて、特別会計です。
 

 このうち、国民健康保険事業特別会計ですが、歳入では、積極的な保険料の収納対策を推進した結果、予算額を上回る保険料収入が確保できる見通しとなり、国庫支出金及び県支出金では調整交付金の増額により、予算額を上回る見通しです。歳出では、保険給付費の支給見込みが予算額を下回る見通しとなることから、実質収支は黒字決算となる見込みです。
 

 また、財政運営の都道府県単位化の初年度となる平成30年度の国民健康保険の保険料率については、滋賀県による標準保険料率に照らしながら検討した結果、現行の保険料率並みに据え置くことといたしました。
 

 次に、企業会計ですが、水道事業会計については、給水量は横ばいであったものの、料金改定により給水収益が増加したことから、約14億7千万円の黒字決算となる見込みです。
 

 下水道事業会計については、使用料収益は横ばいであり、前年度に比べ、減益となりましたが、約9億9千1百万円の黒字決算となる見込みです。
 

 ガス事業会計については、販売量は家庭用が増加したものの、事業所用が減少したことによりほぼ横ばいとなりました。一方、決算の見込みとしては、経費が減少したことで、前年度に比べ、増益となり、約8億3千3百万円の黒字決算となる見込みです。
 

 続いて、ただいま提出した議案について、ご説明いたします。
 

 議案第81号は、平成30年度の一般会計の補正予算であり、総額3億1千867万5千円の増額補正を行うものです。
 

 以下、歳出の主な内容についてご説明をいたします。
 

 総務費では、コミュニティ助成制度に基づいた地域の自治会が行う自治会館の建替え事業に対する補助金を措置するものです。民生費では、「待機児童緊急事態宣言」に基づき、今年4月における58人の待機児童をはじめ、年度途中の入所待ちの解消に努め、さらに来年度の待機児童ゼロに向けた所要経費を措置するものです。まず、今年度中の民間保育所整備を4園から6園へ、小規模保育の整備を3箇所から5箇所へそれぞれ拡充させようとするものです。次に、保育士確保対策として、県外の養成校卒業見込者など向けの保育士就職フェアの開催や、新たな児童の受け入れに向けて、民間保育所等の保育人材の確保や潜在保育士の復帰を推進するため、保育士確保緊急対策事業補助金や短時間勤務保育士確保事業補助金などの有効な助成制度を追加することとし、必要な予算を措置するものです。このほかに、国の交付金を活用し、認知症高齢者グループホームの施設改修の補助金などについても措置するものです。農林水産業費では、県補助金の内示に伴い、地域の農業用施設の改修に係る測量調査等に必要な予算を、商工費では、卸売市場特別会計への繰出金をそれぞれ措置するものです。土木費では、大津駅西地区土地区画整理事業における事業進捗に伴う所要経費等について措置するものです。
 

 議案第82号は、卸売市場事業特別会計の補正予算であり、公募提案型地方卸売市場開設者選定委員会の開催経費を措置するものです。
 

 続いて、一般議案についてご説明いたします。
 

 まず、新たな条例を制定しようとするものについてです。
 

 議案第83号は、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律に基づく歴史的風致維持向上計画の作成に関する協議等を行うため、同法に規定する協議会を設置するものです。
 

 次に、条例の一部改正を行おうとするものについてです。
 

 議案第84号は、「公募提案型地方卸売市場開設者選定委員会」及び「都市公園等施設整備・運営事業審査委員会」の設置等を行うものであり、議案第85号は、地方税法の一部改正に伴い、生産性向上の実現に向けた中小企業の設備投資を支援するため、固定資産税の特例措置を実施するものです。
 

 議案第86号及び議案第87号は、それぞれ、「放課後児童健全育成事業に係る基準」及び「介護保険」に関する条例について、関係法令の改正に伴う所要の改正を行うものであり、議案第88号は、都市公園条例について、指定管理者に管理させる都市公園を追加するに当たり所要の改正を行うものです。
 

 次に、その他の案件についてです。
 

 議案第89号及び議案第90号は、日吉中学校及び瀬田北中学校における給食導入に伴う配膳室等整備工事請負契約を締結することについて、議案第91号は、市道の管理の瑕疵による事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、議案第92号及び議案第93号は、市道の路線の認定及び変更について、それぞれ、議決を求めようとするものです。
 

 以上、何とぞ適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げ、提案の説明といたします。

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