平成31年2月市議会通常会議 提案説明

更新日:2019年02月20日

2月市議会通常会議の様子

 みなさん、おはようございます。

 本日、平成31年2月市議会通常会議を開催いただき、誠にありがとうございます。

 ただいま提出した議案について、ご説明をいたします。

 議案第1号から議案第14号までは、平成31年度の一般会計、各特別会計及び企業会計の予算です。

 はじめに、平成31年度一般会計当初予算の概要についてです。

 歳入のうち主なものについて、市税収入では前年度を13億円余り上回る507億6百万円を、地方消費税交付金については、前年度並みの56億8千万円を、地方交付税では、9億1千4百万円上回る100億8千8百万円をそれぞれ見積もりました。

 しかしながら、海外の通商問題が及ぼす影響や海外経済の不確実性を鑑みると、税収をはじめとする本市の基幹的収入の見通しは、予断を許さない状況が続くと考えており、ごみ処理施設更新や中学校給食全市実施に伴う東部学校給食共同調理場などの施設整備及び運営に要する費用に加え、民生費などで歳計する社会保障関連経費などに係る多額の財政負担を見据えながら、中期財政フレームを予算編成基準とし、予算規模の適正化や事業の選択と集中を図りました。

 平成31年度予算は、2つのごみ処理施設の改築事業と中学校給食全市実施に向けた取組みを着実に行うことを最優先に、人口減少社会の中で、「住み続けたいまち・大津」を実現するため「大津市総合計画」に掲げる各種施策を推進するものです。

 以下、総合計画に掲げる基本方針に沿って、主な項目について、ご説明いたします。

 はじめに、基本方針1「子どもから高齢者までが輝いて、魅力あふれるまちを創ります」についてです。

 待機児童ゼロの実現や年度途中の待機児童の減少のため民間保育所10園や地域型保育施設3箇所の整備に加え、保育士の確保対策に必要な予算を中心に措置するものです。

 さらに、中学校給食の全市実施に向けては、平成31年度3学期の開始を見据えて、東部学校給食共同調理場の改築や各中学校での配膳室等の整備費とともに、必要な運営費を措置するものです。

 次に、高齢者がいつまでも元気で生活が送れるために、市内で10箇所目となる中第二地域包括支援センターの新設や、介護予防・日常生活支援総合事業における生活援助特化型サービスの推進、地域における介護予防リーダーの育成を見据えた介護予防サポーター養成講座を開催するほか、拠点訪問看護ステーションの運営委託を通じ、在宅医療・介護の充実を目指すものです。

 次に、基本方針2「自然、歴史、文化、スポーツを重視し、多くの人が集うまちを創ります」についてです。

 観光・文化施策では、フランス・パリで開かれる大津絵展、社寺での体験型観光などのインバウンド対策のほか、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を契機として、関係団体や地域と連携した明智光秀にゆかりの深い坂本などで観光誘致に取組んでまいります。

 また、スポーツの普及・振興では、近江神宮外苑公園を開設するとともに、皇子山総合運動公園陸上競技場などの運動施設の設備更新などに必要な予算を措置するものです。

 次に、基本方針3「安心、快適に住み続けることのできる活力のあるまちを創ります」のうち、「コンパクトで質の高い持続可能なまちにします」についてです。

 中心市街地活性化の核となる事業として推進してきたJR大津駅から湖岸に繋がる中央大通り及び大津駅前公園に関しては、歩道空間の拡幅による空間と公園を活用した賑わいづくりを進めていきます。湖岸における賑わいづくりとして、民間事業者の誘致とインフラ整備とともに、新たな社会実験の推進に必要な予算を措置するものです。次に、宿場町構想の推進では、平成30年度から始めた町家リノベーションスクールの提案の実現と継続に加え、コワーキングスペースを備えた「まち家オフィス」の開所を目指すものです。

 また、市道の維持管理のための予算の拡充をはじめ、新名神高速道路のほか、近隣地域との結節を高め、広域連絡を図るための市道幹2028号線道路改良事業の推進や、地域防災拠点整備として進めてきた(仮称)若葉台地先公園、密集市街地の安全性を高めるために進めてきた大津駅西第一土地区画整理事業の換地処分の完了に向けた予算などについて所要額を措置するものです。

 そして、立地適正化計画、歴史的風致維持向上計画、及び地域公共交通網形成計画など、まちづくりの根幹を担う計画の策定に向けた継続的な取組とともに、移動手段の確保と高齢化社会の進展を見据えた新たな交通サービスの実施に向けて、自動運転やオンデマンドモビリティサービスなどの取組を進めるものです。

 次に、「再生可能エネルギーの活用とごみの適正処理でクリーンなまちにします」では、環境美化センター及び北部クリーンセンターの改築計画に基づき、着実な事業の推進に必要な予算を措置するものです。

 最後に、「徹底した行財政改革を進め、確かな都市経営を進めます」では、人事・給与構造改革の着実な実施や働き方改革を進めます。

 さらには、AI等の最新技術を導入し、市民の利便性向上と行政手続の効率化を図るため、保育所の入所選考、路面状態の把握、運動施設及び社会教育施設の利用や乳幼児健診のオンライン予約、AIによる いじめ事案の分析などを始めます。

 以上、平成31年度予算の概要説明といたしますが、東部学校給食共同調理場の整備費や、社会保障関連経費の増加などが影響し、一般会計総額は前年度に比べ、4.5%上回る1,128億9,000万円となりました。

 一方、中学校給食を全市で実施する学校給食事業特別会計をはじめとした合計10の特別会計、並びに公共施設等運営権制度の活用により、ガス小売事業等を民間移行させることとしたガス事業会計など3つの企業会計を合わせた全会計総額では、2,150億3,800万円余となりました。

 引き続き、一般議案についてご説明いたします。

 まず、新たな条例を制定しようとするものです。

 議案第15号は、依然として財政状況が厳しい中、平成31年度においても、私の給料月額の30パーセント減額を継続するなど、特別職及び一般職の管理職の職員の給与を減額するものであり、議案第16号及び議案第17号は、地方分権一括法による中核市への権限移譲に伴い、「認定こども園」及び「指定通所支援」に関し、必要な事項を定めるものです。

 次に、条例を廃止しようとするものです。

 議案第18号は、退隠料等の支給対象者が存しなくなったことに伴い、関係条例を廃止するものです。

 次に、条例の一部改正を行おうとするものです。

 議案第19号から議案第26号までは、消費税及び地方消費税の税率の改定等に伴う使用料、手数料の改定等を行うものであり、議案第27号は、公共施設等運営権者による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な措置を講ずるものであり、議案第28号は、職員に対する超過勤務命令の上限規制に関し、国家公務員に準じた措置を講ずるものです。

 議案第29号は、「職員の自己啓発等休業に関する条例」について、関係法令の改正に伴う所要の改正を行うものであり、議案第30号及び議案第31号は、臨時的任用職員及び嘱託職員の給与及び報酬の改定等を行うものであり、議案第32号から議案第34号までは、基金の適正化等を図るものです。

 議案第35号から議案第37号までは、福祉の施設及び事業に関する条例について、関係法令の改正に伴う所要の改正を行うものであり、議案第38号は、膳所老人憩の家を廃止するものであり、議案第39号は、企業立地促進条例について、旧法に基づく基本計画の計画期間満了に伴い、所要の改正を行うものです。

 議案第40号は、競輪場跡地に整備する近江神宮外苑公園に有料公園施設を設置するものであり、議案第41号は、建築基準条例について、関係法令の改正に伴う所要の改正を行うものであり、議案第42号は、市営住宅の入居者選考委員会を廃止するものであり、議案第43号は、下水道事業の計画処理人口及び処理能力の見直し等を行うものです。

 次に、その他の案件についてです。

 議案第44号は、市有建物の無償譲渡について、議案第45号は、道路改良事業用地の取得について、議案第46号は、学校における事故に係る和解及び損害賠償について、議案第47号は、包括外部監査契約の締結について、議案第48号は、町の区域の変更等について、議案第49号及び議案第50号は、PFI法に基づく事業契約の変更について、それぞれ議決を求めようとするものです。

 議案第51号は、公平委員会委員の川口逸司氏の任期満了に伴い、同氏を再任することについて、議会の同意を求めようとするものです。

 以上、何とぞ適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げ、提案の説明といたします。

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