大津市駐車場事業のあり方検討の結果について

更新日:2022年03月31日

はじめに

市では、7箇所の公共駐車場と7箇所の月極駐車場を運営しています。違法駐車対策を主な目的として整備した公共駐車場ですが、周辺に民間駐車場が充足し、一定の役割を終えたものもあることから、各駐車場の利用実態や将来におけるまちづくりの方向性を踏まえ、今後の駐車場事業のあり方を検討しました。

検討対象の駐車場
公共駐車場 月極駐車場
  • 大津京駅前公共駐車場
  • 明日都浜大津公共駐車場
  • 浜大津公共駐車場
  • 大津駅北口公共駐車場
  • 大津駅南口公共駐車場
  • 膳所駅前公共駐車場
  • 晴嵐公共駐車場
  • 唐崎駅前月極駐車場
  • 逢坂月極駐車場
  • 逢坂第二月極駐車場
  • 垣内月極駐車場
  • 西の庄月極駐車場
  • 本丸町月極駐車場
  • 膳所本町月極駐車場

基本方針

市では、大津市公共施設マネジメント基本方針や大津市公共施設適正化計画などを策定し、将来にわたりコンパクトで持続可能なまちづくりを進めています。
これらの計画を踏まえ、大津市駐車場事業のあり方検討における基本方針を以下のとおり設定しました。

  • 基本方針1
    駅勢圏の駐車場供給と将来的なまちづくりの方向性を踏まえた駐車場の適正化
     
  • 基本方針2
    効率的な事業手法による事業採算性の健全化
     
  • 基本方針3
    都心エリアのにぎわいを創る駐車場の確保

検討のフロー

 背景の整理

検討の背景として、以下の状況について整理しました。

  1. 大津市全体の状況
    総合計画、大津市公共施設マネジメント基本方針、人口の推移、一般会計歳入歳出、特別会計歳入歳出、交通分担率、自動車保有台数
     
  2. 個別駐車場の状況
    都市計画区域、用途地域、容積率、建ぺい率、個別的事項、鉄道利用率、年間利用台数、回転率、契約率、鑑定評価額(概算)、現状の経常収益・費用
     
  3. 各駅勢圏の状況
    勢圏別駐車場収容可能台数

一次評価

背景を踏まえ、各駐車場を以下の評価項目で評価しました。

  1. 公共性・公益性
  2. 民間駐車場の供給状況
  3. 社会的状況
  4. 財務状況

二次評価

一次評価の結果を総合的に評価し、各駐車場の方向性を以下の3つに分類しました。

  1. 維持
  2. 継続検討
  3. 廃止に向けた取組

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