腸管出血性大腸菌感染症多発警報の発令について(本年度1回目)
滋賀県全域に腸管出血性大腸菌感染症多発警報が発令されました
令和7年7月18日に、滋賀県下全域に腸管出血性大腸菌感染症多発警報が発令されました。
発令年月日
令和7年7月18日(金曜)から令和7年7月27日(日曜)まで
発令地域
滋賀県下全域
経過
届出年月日 | 患者 | 無症状病原体保有者 | 計 |
---|---|---|---|
令和7年第29週(7月14日~7月20日) | 1(0) | 2(0) | 3(0) |
発生状況及び疫学調査等の結果から、発令基準「2」に該当しました。
(カッコ)内は、患者等の発生数の内、警報発令の対象外(注1)である患者等の人数です。
発令基準
警報発令の基準は、月曜から日曜の7日間を1週間として、次に掲げる場合
(注1 ただし、先に届出のあった患者等の同居家族である患者等は警報発令の対象外)
- 県下全域において3週連続して2名以上患者等が発生した。
- 県下全域において1週間に3名以上患者等が発生した。
- その他重症例の発生やその恐れがある等、特に緊急に注意喚起が必要な事態が生じた。
なお、警報の発令期間は、発令の日から翌週の日曜までとし、自動解除となります。
市民のみなさまへ
腸管出血性大腸菌感染症を防止するために、次の点に注意しましょう。
食事の際は以下のことに注意しましょう。
調理前には、石けんで十分に手を洗いましょう。
食肉など加熱して食べる食品は、十分に加熱しましょう。
(食品の中心温度を75度、1分以上の加熱が必要です。)
食肉などを生で食べることは、食中毒の危険があるので避けましょう。特に、子どもやお年寄りの方は、重症化の危険性が高くなります。
焼肉など調理しながら食べる場合は、生肉を扱う箸(はし)と食べる箸(はし)を別々にしましょう。
患者からの二次感染に気をつけましょう。
排泄のお世話などで、患者の便に触れた場合は、石けんと流水で手を十分に洗い、消毒しましょう。
おむつ交換時の手洗い、幼児・児童に対する食前の手洗い指導の徹底、簡易プールの衛生管理にも注意を払いましょう。
気になる症状があるときには、早めに医療機関を受診しましょう。
主な症状は、腹痛や下痢です(軟便の場合もあります)。病状が進行すると血液の混じった下痢(血便)になったり、溶血性尿毒症症候群(HUS)という腎障害を引き起こす場合もあります。
過去の警報発令状況
公表日 | 発令期間 | |
---|---|---|
第1回 | 7月13日 | 7月13日~7月23日 |
公表日 | 発令期間 | |
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第1回 | 8月21日 | 8月21日~9月1日 |
公表日 | 発令期間 | |
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第1回 | 7月18日 | 7月18日~7月27日 |
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 感染症対策係
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電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161
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更新日:2025年07月18日