姉妹都市・友好都市

更新日:2018年12月19日

ランシング市-LANSING- アメリカ合衆国・ミシガン州

ランシング市画像

提携時期

昭和44年(1969年)10月1日

人口

約120,000人

面積

87.9平方キロメートル

概要

カナダとの国境に位置するミシガン州の州都。ミシガン湖とヒューロン湖に挟まれたロアー半島の南側にあります。
自然に恵まれた州の政治、経済、文化の中心地であり、自動車工業をはじめ世界的大企業を有し、郊外には全米屈指のミシガン州立大学を有する工業文化都市です。

提携までの過程、現在の交流

五大湖のひとつ、ミシガン湖をもつミシガン州と、日本一の琵琶湖を有する滋賀県との姉妹提携調印(1968年11月14日)のために野崎知事が渡米し、その調印の際に両州県知事の交歓の中で双方の首都であるランシング市と大津市の姉妹都市提携を行ってはとの話題がでました。
これが契機となり都市事情の類似している両市が、経済文化および青少年の交流を目的として、大津市議会では昭和44年(1969年)3月31日に、ランシング市においては同年5月12日に姉妹都市提携の議決がなされ、同年10月1日の大津市制記念日に両市長間の国際電話により正式に締結がなされました。
1982年からはミシガン州国際交流研修生が来津しています。これはランシング・コミュニティ・カレッジの学生が約一年大津に在住し、その期間中琵琶湖に浮かぶ観光船「ミシガン」で接客などの研修を行うもので、琵琶湖を訪れる観光客にも非常に好評を得ています。研修期間中には市内の一般家庭にホームステイを行うなど市民との親交を深めています。
その他、毎年大津市の中学生をランシング市に派遣し、逆にランシング市の中学生を大津市に招いて実際に授業に参加してもらうなど、若年層の国際感覚の涵養を図ることを目的とし、相互に積極的な交流を行っています。

インターラーケン市-INTERLAKEN- スイス連邦・ベルン州

インターラーケン市画像

提携時期

昭和53年(1978年)10月1日

人口

約6,000人

面積

4.4平方キロメートル

概要

ベルン州に属し、スイスのほぼ中央部に位置する世界有数の観光都市。ブリエンツ湖とツーン湖の間にあって、海抜4,158メートルの雄峰ユングフラウへの登山鉄道の基点となっています。
また周辺に点在する古城は、中世を彷彿とさせる面影をとどめています。

提携までの過程、現在の交流

昭和51年(1976年)8月、インターラーケン市において茶会が開かれたのがきっかけで両市民間の交流が始まりました。
両市は地理的条件等において共通点が多く見られることから、今後、両市民間の相互の理解による経済・文化その他の交流を通じて、双方の友好関係を深めることを期して、大津市制80周年記念日(昭和53年10月1日)に、市民会館でインターラーケン市の親善使節団を迎えて姉妹都市提携を行いました。
平成7年には大津市の協力でインターラーケン市内に日本庭園「友好の庭」が建設され、市民の憩いの場として利用されています。また、両市の友好を期し、名峰ユングフラウへの登山鉄道には「大津」のプレートを付けた車両が運行されてます。

ヴュルツブルク市-WURZBURG- ドイツ連邦共和国・バイエルン州

ヴュルツブルク市画像

提携時期

昭和54年(1979年)2月13日

人口

約130,000人

面積

87.7平方キロメートル

概要

ドイツ南部のバイエルン州の北西部に位置し、古いキリスト教寺院が数多く建つマイン河沿いの、ドイツでも有数の美しい街です。
州の政治、経済、教育、文化、スポーツの中心の街で、ヴュルツブルク大学では、鳴滝塾で有名な医師シーボルト、X線を発見したレントゲンらも学んでいます。
ぶどうの生産を中心とした農業が盛んで「フランケンワイン」の産地でもあり、またロマンティック街道の起点としても有名です。

提携までの過程、現在の交流

ヴュルツブルクの生んだ詩人マクス・ダウテンダイ(1867年~1918年)の名作「琵琶湖八景(Die acht Gesichter am Biwasee)の縁もあって、相互に交流を深め合ったのち、昭和54年2月13日にヴュルツブルク市のドクター・クラウス・ツァイトラー市長を迎えて姉妹都市の提携を行いました。
市内には大津市の協力のもとに日本庭園「大津ガーデ」」「近江の庭」が建設され、市民の憩いの場となっています。
平成10年には大津市制100周年を記念して、琵琶湖畔のなぎさ公園にヴュルツブルクハウスが建設されました。ドイツのフランケン地方に特徴的な民家をできるだけそのままの形で建設しようと、建築資材をヴュルツブルクから取り寄せ、ヴュルツブルクの建築職人を招き、完成にいたったものです。鮮やかな色彩のドイツ風建物が琵琶湖畔の風景に色取りを添え、湖畔でくつろぐ人々の目印となっています。

牡丹江(ぼたんこう)市-MUDANJIANG- 中華人民共和国・黒龍江省

牡丹江市画像

提携時期

昭和59年(1984年)12月3日

人口

約2,710,000人

面積

40,600平方キロメートル

概要

ロシアと国境を接する黒龍江省の東南部に位置する農業および軽工業都市で、東北地方の鉄道・道路など交通の要衝となっています。
鏡泊湖から流れる牡丹江のほとりにあり、周囲は山に囲まれた風光明媚な地で、「北国の江南」とよばれています。
主な生産品はタイヤ、セメント、ゴム製品、紙などで、多くの工場を有する工業都市として発展しています。

提携までの過程、現在の交流

川と湖に恵まれた「水の都」牡丹江市は観光地として名高く、特に琵琶湖とその形状が似通っている鏡泊湖との縁で、双方の友好関係をさらに深めることを期して、訪問団の相互派遣を経て、昭和59年12月3日に牡丹江市長を迎えて友好都市の締結がなされました。
その後、友好訪問団の相互派遣を重ね交流を深めると共に、牡丹江市の技術研修員を数次に渡って受け入れています。

亀尾(くみ)市-Gumi- 大韓民国・慶尚北道

亀尾市画像

提携時期

平成2年(1990年)4月12日

人口

約390,000人

面積

616平方キロメートル

概要

韓国の中央部に位置する内陸都市。市内を鉄道、国道、高速道が走る交通機関の要衝でもあります。
市中央部には韓国で二番目に長い洛東江が流れ、市民に多くの恵を与えています。
市内には巨大な工業地域が広がり、電子・繊維・半導体を中心とする先端技術産業都市として飛躍的な発展を遂げています。また、豊かな観光資源にも恵まれており、金烏山道立公園をはじめ、天生山城や洛東書院、さらには故朴正熙大統領の生家があり多くの観光客が訪れています。

提携までの過程、現在の交流

昭和61年、大津市、亀尾市両商工会議所の姉妹提携を契機に交流を深め、経済やスポーツなどの分野で相互訪問を重ねてきました。
この間、亀尾市から姉妹都市提携の申し出があり、平成元年10月に大津市から訪問団を派遣、友好関係を維持してきました。さらに同年11月には亀尾市長一行が来津され、両市友好の絆が深まる中で大津市長および大津市議会議長、議会各会派代表の早期訪韓の要請がありました。これを受けて平成2年2月に姉妹都市提携に向けての具体的協議のため親善訪問し、同年4月12日、姉妹都市締結に至りました。
正式提携後も、大津市教員の派遣や市民レベルによるスポーツ、美術、工芸、舞踊などの交流を通じて友好関係をはぐくんでいます。また、市内の企業同士で合弁会社を設立するなど経済交流も活発に行われています。

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