令和5年度「夏休み早朝市場見学会」を開催しました

　令和5年7月29日（土曜）に「夏休み早朝市場見学会」を開催いたしました。

　この見学会は、卸売市場の役割や食品流通の仕組みを理解していただくことを目的に毎年開催しておりますが、令和2年度から令和4年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しており、今年度は4年ぶりの開催です。

　見学会では、卸売会社をはじめとする入場業者の方々にご協力いただきながら、卸売場見学、冷蔵施設体験等の施設見学や市場クイズ大会のイベント交えながら、参加者には様々な体験をしていただきました。

　今年は、市内在住の小学生とその保護者10組35名が参加いたしました。

　午前5時に見学会開会後、子どもたちは眠たい目をこすりながら、水産物売場で生きたまま魚を運ぶ活魚車や魚の鱗を取る機械などを見学しました。その後、冷蔵施設に移動し、マイナス26度の世界を体験し、子どもたちはあまりの寒さに驚いていました。

　その後、青果卸売場において、せりの指の動き（数字の表し方）についてレクチャーを受けました。せりの担当者からの説明は、子どもたちにとって大変貴重な経験になったのではないでしょうか。
　最後のクイズ大会では、市場のことや生鮮食料品の旬などを出題し、子どもたちは悩みながら解答のボードを掲げていました。

　4年ぶりの「夏休み早朝市場見学会」は大盛況となりました。