新型コロナワクチン接種 接種後の副反応・予防接種健康被害救済制度について

更新日:2024年03月04日

接種後に起こる可能性のある症状(副反応)について

新型コロナワクチン接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状(注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等)が現れることがあります。こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
厚生労働省では、接種開始後から、様々な調査により、安全性についての情報を収集されています。調査の詳細や、各ワクチンの情報については、下記の厚生労働省ホームページをご確認ください。

 

新型コロナワクチン接種後の健康状況に関する調査(参加医療機関での接種及び調査)

 

医療機関からの副反応疑い報告と審議会での専門家による評価

 

一般の方を対象とした、オンラインのアンケート形式による調査

 

各ワクチンの情報について

薬事承認され、予防接種法に基づいて接種できるワクチン

予防接種法に基づく接種が終了したワクチン

 

副反応の症状が出た時の対応について

ワクチン接種後の発熱や痛みに対しては、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等)で対応いただくことができます。また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。
詳細は、新型コロナワクチンQ&Aをご覧ください。
なお、症状が特に重かったり、長引くなどがあれば、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

 

相談窓口

接種前の相談、副反応が出た場合の対応など、医学的見地が必要な専門的な相談について、滋賀県が相談窓口を設けています。看護師または薬剤師が対応をしています。

滋賀県新型コロナウイルスワクチン専門相談窓口
 受付時間:毎日 9時から18時まで(土曜、日曜、祝日を含む)
 電話番号:077-528-3588
 ファックス番号:077-528-4867

 

副反応疑い報告制度について

予防接種法に基づき、医療機関の開設者または医師が、予防接種を受けた方が、それが原因によるものと疑われる症状を呈していると知ったときは、厚生労働大臣に報告をする制度があります。
その報告により、予防接種後に生じる種々の身体的反応や副反応疑いについて情報を収集することができ、ワクチンの安全性の評価・管理や、医療従事者・国民の皆様への情報提供に役立てられています。
大津市の報告の状況については、下記をご確認ください。

大津市内の予防接種後副反応疑い報告の状況

令和6年2月29日時点
件数 主な副反応の症状
39件 アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、血小板減少性紫斑病、間質性肺炎、ギランバレー症候群、末梢神経障害、蕁麻疹、顔面神経麻痺、消化管出血など

注:医療機関から独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に「新型コロナワクチンの接種後の副反応疑い」として報告がなされたものについて、厚生労働省から県に情報提供があったものを集計しています。

 

予防接種健康被害救済制度について

予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を救済する制度が設けられています。
予防接種に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。申請に必要となる手続き等については、予防接種を受けられたときに住民票を登録していた市町村にご相談ください。(厚生労働大臣の認定にあたっては、第三者により構成される疾病・障害認定審査会により、因果関係に係る審査が行われます。)

この記事に関する
お問い合わせ先

健康保険部保健所 保健予防課 予防接種係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-526-6306
ファックス番号:077-525-6161

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