新型コロナウイルス感染症対策について大津市長からのメッセージ（令和2年4月8日）

市民の皆様へ　佐藤市長からのメッセージ（令和2年4月8日）

現在、新型コロナウイルスの感染者は、世界中で100万人を超え、急激な勢いで世界中に広がっています。

日本国内では、東京や大阪などの都市部を中心に、クラスターの発生とともに、感染源の分からない感染者が急増し、令和2年4月7日に、政府が7地域に「緊急事態宣言」を出しました。大津市では、宣言が発令されたことに伴い、同日付けで新型インフルエンザ等特別措置法第34条第1項の規定に基づき、法定の対策本部として「大津市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置しました。

令和2年4月7日時点で市内では7人の感染が確認され、市立小中学校、幼稚園は集団感染のリスクを抑えるためにやむなく再度の休校園を決定しました。

また、現在、県内・市内の感染患者の受け入れをしていただいている、医療機関のスタッフは、患者に対し、懸命な治療を続けていただいています。限られた受け入れ病床数の中で、少しでも早く完治し、退院できるよう頑張っておられます。しかし、このまま患者が増えた場合、医療崩壊の危機が迫ってくることになります。

これらのことを踏まえ、以下の内容について、皆様にお願いします。

• 市民の皆様には、特に、緊急事態宣言が出されている地域への不要・不急の往来は、当面自粛していただきますようお願いします。
  また、若年層の皆様は、無症状や軽症の方が、本人が気づかず感染を広める事例が他都市で多く確認されておりますので、特に慎重な行動をお願いします。
   
• 市民の皆様には健康増進と維持のため、散歩など「3つの密（密閉空間、密集場所、密接場面）」を避けた行動で、ストレスを溜めない生活にも工夫して取り組んでいただくようお願いします。
  また、「3つの密」について、『避ける勇気』『断る勇気』を持っていただくようお願いします。
   
• これまでから取り組んでいただいている「手洗い、咳エチケット」など感染防止対策を徹底していただくとともに、しっかりと栄養や睡眠をとり、免疫力を高めていただくようお願いします。

令和2年4月8日
大津市長　佐藤健司