新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ（令和2年11月10日）

全国に発出されていた「緊急事態宣言」が解除され半年が経過し、これまで、市民の皆様や事業者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染予防に取り組んでいただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症については、10月以降、全国で都市部を中心に様々な施設で集団感染が発生するなど、感染者が増加傾向にあり、滋賀県下においても、感染者が継続的に確認されております。

本市では、昨日市内の大学の学生寮において集団感染が確認されました。感染された皆様の一日も早いご回復をお祈り申し上げますとともに、鋭意、保健所を中心に疫学調査を進めております。

また、これから本格的な冬の到来により、季節性インフルエンザの流行も懸念されます。

市民の皆様、一人ひとりがお出かけの際には混雑のピークを避けるなど、「感染しない」「感染させない」を意識し、手洗いの励行、手指の消毒、確実なマスクの着用、3密の回避といった「新しい生活様式」を実践し、感染予防をお願いします。

新型コロナウイルス感染症は、いつ誰が感染してもおかしくない状況にあります。市民の皆様には、感染者や濃厚接触者、医療従事者などに対するいわれもない誹謗中傷、差別的な行為を絶対行わないよう、冷静な行動をお願いします。

滋賀県では、11月から、身近なかかりつけ医での検査や必要な診療体制を整えられました。まずは、電話等でご相談くださいますようお願いします。

基本的な感染予防対策を徹底し、この冬を乗り越えていきましょう。

令和2年11月10日

　大津市長　佐藤　健司