新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ（令和3年1月8日）

　新型コロナウイルス感染症の感染が、都市部を中心に全国で急速に拡大し、1月7日には全国で過去最多となる7000人を越える感染者が確認されました。

　滋賀県では、1月5日に「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージが「注意ステージ（ステージ2）」から「警戒ステージ（ステージ3）」に引き上げられ、1月7日には過去最多の53人の感染者が確認されました。

　感染された皆様の一日も早いご回復をお祈り申し上げますとともに、懸命に治療にあたっている医療従事者の皆様に敬意と感謝を申し上げます。

　本市においても、介護施設や医療機関等で集団感染が発生するなど、感染が拡大しており、市立大津市民病院をはじめ県内の医療提供体制はひっ迫してきています。

　このような状況の中、政府対策本部は、1月7日に東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の1都3県を対象に「緊急事態宣言」を発出しました。

　これに伴い、本市では、同日付けで法定の対策本部を設置し、大津市危機管理基本計画に基づく「大津市新型コロナウイルス感染症危機対策本部」から、法に基づく「大津市新型コロナウイルス感染症対策本部」に移行したところです。

　市民の皆様には、緊急事態宣言が出されている地域や大阪府、京都府といった感染拡大地域への不要不急の外出の自粛、手洗い、マスクの確実な着用、3密の回避といった基本的な感染防止対策の徹底、こまめな換気・加湿の励行、そして、家族や普段一緒にいる人以外との会食を控えることなどをお願いいたします。

　新型コロナウイルス感染症は、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状況にあります。これ以上の感染拡大を防ぐためにも、今一度一人ひとりが緊張感を持つことが大切です。

　また、感染者や濃厚接触者、医療従事者などに対するいわれもない誹謗中傷、差別的な行為を絶対行わないよう、冷静な行動をお願いいたします。

　市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

　令和3年1月8日　大津市長　佐藤　健司