「生理の貧困」をご存じですか?
厚生労働省が令和4年に実施した「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」によれば、経済的な理由で生理用品を購入できない女性がいるという「生理の貧困」問題が顕在化しており、女性の健康や尊厳に関わる重要な課題となっています。生理用品の提供やそれをきっかけとする相談支援などが進められています。
生理用品の用意が難しい。
同調査によれば、生理用品の購入・入手に苦労したことがあると答えた人のうち、年代別にみると、18・19歳、20代以下の割合がほかの年代より高くなっていました。また、生理用品の購入・入手に苦労したことがあると答えた人の理由としては、「自分の収入が少ないから」「自分のために使えるお金が少ないから」「その他のことにお金を使わなければならないから」等の経済的な理由が挙げられました。(その他の理由でも、生理の貧困を抱える人たちがいます)
「生理の貧困」の一例
- 自分の収入が少ない(無い)
- 自分に使えるお金が少ない
- 他のことにお金が必要
- 自分で買うのが恥ずかしい
- 生理用品の値段が高い
「生理の貧困」が及ぼす影響
「生理の貧困」はわたしたちの生活に様々な影響を及ぼします。
以下の項目で、思い当たることはありませんか?
身体的影響
生理用品の長時間利用による、かぶれ・かゆみ・悪臭などの症状が出る
精神的影響
うつ・不安障害などの精神的不調を感じたり精神的な健康状態が悪くなる
社会的影響
イベント・遊びの予定をあきらめる、物事が手につかない・集中できない、学業や仕事を遅刻・早退・欠席する
その悩み、相談してみませんか?
ひとりで悩んだり、抱え込んだりしていませんか?
どんな悩みでも無料・秘密厳守で相談できます。
女性の悩み相談
大津市男女共同参画センター
浜大津四丁目1-1 明日都浜大津1階
- 面接相談(要予約)
予約ダイヤル:077-528-2615
女性カウンセラーによる相談
毎月第2・第4 火曜 13時~16時
相談員による相談
毎週 月曜(祝日除く)13時~16時
毎週 金曜(祝日除く)9時30分~12時30分
- 電話相談(予約不要)
相談ダイヤル:077-527-5508
毎週 木曜 10時~16時
子ども・子育て相談
大津市役所
御陵町3-1
- 子ども家庭課(新館7階)
母子・父子自立支援相談等
電話番号:077-528-2686
- 子ども・子育て安心課(新館1階)
家庭児童相談等
電話番号:077-528-2688
健康・福祉に関する相談
- すこやか相談所
保健師・健康アドバイザーによる相談
和邇すこやか相談所 | 077-594-8023 |
---|---|
堅田すこやか相談所 | 077-574-0294 |
比叡すこやか相談所 | 077-578-8294 |
中すこやか相談所 | 077-528-2941 |
膳所すこやか相談所 | 077-522-1294 |
南すこやか相談所 | 077-534-0294 |
瀬田すこやか相談所 | 077-545-0294 |
生理用品の無料配布について
大津市では様々な理由で生理用品のご用意が難しい方に向けて生理用品を無料配布しています。
詳細は以下のページをご覧ください。
この記事に関する
お問い合わせ先
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1-1 明日都浜大津1階
電話番号:077-528-2615
ファックス番号:077-527-6288
男女共同参画センターにメールを送る
更新日:2024年04月01日