新型コロナウイルス感染症

更新日:2024年01月12日

新型コロナウイルス感染症とは

令和元年(2019年)12月から世界的に流行している「SARS-CoV-2」というコロナウイルスによる感染症を『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)』といいます。

令和4年(2023年)5月8日より、感染症法上の位置づけが変わり、新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から5類感染症に移行しました。

症状について

発熱、頭痛、全身倦怠感、呼吸器症状(咳、呼吸困難感、咽頭痛)、消化器症状(下痢、吐き気、嘔吐)、味覚・嗅覚障害などの症状が起こります。
重症化すると、重篤な肺炎症状により呼吸不全やその他合併症が起こります。
高齢者は、持病の悪化や食欲低下により衰弱することがあります。

症状の悪化しやすい人

高齢者(65歳以上)、喫煙者、高度肥満(BMI30以上)の人、妊婦、基礎疾患がある人(高血圧、呼吸器疾患、糖尿病、慢性腎臓病など)

感染経路と潜伏期間について

飛沫感染、接触感染。
机で24時間、プラスチックで72時間ウイルスが生存します。
潜伏期間は2日から7日です。無症状病原体保有者からの感染の可能性もあります。
発症の2日前から発症後5~10日間程度、他者へ感染させる可能性があります。

後遺症(罹患後症状)について

倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、息切れ、胸痛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、味覚・嗅覚障害、睡眠障害、動悸、下痢など、多様な症状が発症から3か月経った時期にも見られるものをいいます。

回復後に新たに症状が現れることもあります。
症状が続く場合、まずは診断を受けた医療機関に相談しましょう。

学校保健安全法における取り扱い

発症後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまでは出席停止とされています。
感染が確認されていない濃厚接触者については、直ちに出席停止にする必要はありません。

予防について

  • 咳エチケットを守りましょう。
  • のどの違和感など軽い症状であってもマスクを着用しましょう。
  • 石鹸でこまめな手洗いをしましょう。
  • 室内の換気と共有部分の消毒をしましょう。70%以上のアルコールまたは0.05%の次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。
  • 体調不良時は無理せず休み、症状が改善しなければ受診しましょう。
  • 高齢者など重症化リスクのある人は、新型コロナウイルスワクチンの接種について、かかりつけ医に相談しましょう。

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