健康食品、医薬品の個人輸入について

更新日:2022年12月05日

健康被害などのリスクに注意!

近年、国民の健康意識の高まりやインターネットの普及に伴い、健康食品や医薬品を個人輸入するケースが増えています。

しかし、こうした医薬品などは、日本の医薬品医療機器等法に基づく安全性や有効性が確認されていないなどのリスクがあり、健康被害を引き起こすおそれがある危険な成分が含まれている場合があります

  • 個人輸入は海外の会社との直接の取引となるため、その購入・使用により何らかの問題が発生しても自己責任で対応することになります。

  • 個人輸入した医薬品を他人に販売したり譲渡したりすることは医薬品医療機器等法違反となります。

  • いわゆる健康食品として個人輸入された製品であっても、医薬品成分が含まれていて、健康被害を引き起こす場合がありますので、十分に注意してください。

 

個人輸入する場合のリスクとは? 

  1. 日本の医薬品医療機器等法に基づく品質、有効性、安全性の確認がされていない。
  2. 虚偽又は誇大な効能・効果、安全性などを標ぼうして販売等されている場合がある。
  3. 不衛生な場所や方法で製造されたおそれがある。
  4. 正規のメーカー品を装った、偽造製品である可能性がある。
  5. 副作用や不具合などが起きたときの対処方法が不明である。

「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬に対する注意喚起

個人輸入のやせ薬にご注意ください。

「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬については、これまで死亡事例を含む重篤な健康被害が報告されております。

国内での承認を受けていないこのような製品については、当該医薬品が偽造製品であったり、有害な物質が含まれていたりする可能性があり、健康被害が発生するおそれがあります。

インターネット等で個人輸入して使用することは、くれぐれも避けていただくようにお願いします。また服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用を中止し、医療機関を受診するとともに、保健所にお申し出ください。

詳細は下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。

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