市販薬の過量摂取(オーバードーズ)について

更新日:2023年09月08日

近年、市販薬を過量に摂取する、いわゆる「オーバードーズ」が問題化してきており、注意が必要です。

医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法や用量が決められていますが、市販薬の中には、用法・用量を守らずに過量摂取(オーバードーズ)すると、健康被害を引き起こしたり、依存性になってやめられなくなるものがあります。

「オーバードーズ」は、特に若年者を中心に広がっており、過量摂取する若者は、学校や職場での人間関係や家族など悩みを抱えている場合が多く、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、手を出してしまう傾向があります。

市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して過量摂取を繰り返してしまいます。過量摂取により亡くなってしまう事例が発生するなど、社会問題となっています。

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医薬品を適正に使用していただくことを目的として、薬局やドラッグストアでは、薬の販売時に薬剤師や登録販売者が症状を確認したり、薬の注意事項についての情報提供を行っています。

薬剤師や登録販売者の説明をよく聞いて、また添付文書をよく読んで、医薬品を正しく使いましょう。

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