大津市立和邇保育園　日々のアルバムのページ　令和5年度

　子どもたちの好きな遊びを通して、なりきったり、役になってやりとりしたりすることを楽しんできました。3歳児は消防士になって園内をパトロールしたり、クッキングで食べたネギ焼きづくりをもとにごっこ遊びを楽しんだりしました。4歳児は『めっきらもっきら』のお話の世界を楽しみ、登場人物になって友だちとやりとりすることを楽しみました。5歳児は大好きな絵本『じごくのそうべえ』をもとに自分たちでお話を作り演出や大道具も考え、みんなで劇を作り上げることを楽しみました。そんな子どもたちの楽しんできた世界が玄関ホールに登場しました。不思議な世界に入ってしまうトンネルを「どうなるんやろ」とくぐったり、神社の鈴を鳴らしてみたり、ネギ焼きを焼いたりと、園全体で楽しんでいます。保護者の方も、登降園時に「わあ！地獄や！」「通ってみようかなぁ」と子どもたちの世界を一緒に楽しんでくださっています。クラスの枠を越えてみんなで楽しむことで、子どもたちの世界がより広がっています。

年が明け、久しぶりに登園してきた子どもたち。玄関ホールに飾ってある鏡餅や辰年の竜にびっくりしていました。先生や友だち、お家の方と一緒に辰年の竜に乗ったり、鏡餅を見たり触ったりと、楽しく新しい年を迎えました。

3・4・5歳児が集まり、羽根つきやこま回し、お手玉、カルタなどで遊びました。上のクラスの友だちのこま回しや、あやとりを見て憧れ”やってみよう”としたり、「こうやってもつねんで」「いっしょにしよう」と教えたり誘いあったりしていました。5歳児は紐ごまに挑戦しています。こまに紐をまいたり、まわるように投げてみたりすることが難しいですが、”もうすこしでできそう！”という手応えも感じながら、繰り返し挑戦しています。こまが回ると、「やったー！！」と大喜びの子どもたちです。

4歳児はシニア（地域の老人クラブの会員）の皆さんにお手玉やこま回し、あやとりなどの伝承遊びを教えてもらいました。一緒に遊ぶことが嬉しくて、「ねえねえ」と声をかけたり、手にこまを乗せてもらい「わー！！」と喜んだりして、シニアの方と一緒に過ごす時間を楽しみました。

職員による音楽隊の演奏に合わせて楽器をならしたり、サンタをイメージしてプレゼントを乗せたソリをひいたり、ケーキのトッピングをしたりして、3日間を楽しみました。職員による音楽隊は、保育士、用務の先生、保健の先生、事務所の先生といろいろな職種の職員で結成し、クリスマスメドレーを演奏しました。ソリを引く子どもたちからの注文をうけ、事務所のソリ工場ではたくさんのソリが出来上がりました。異年齢の友だち同士でソリを引き合ったり、プレゼントを配り歩いたりと、楽しみました。また「子どもたちがワクワクするケーキを考えよう」と調理の先生が子どもたちの為に考え抜いた末にスペシャルケーキが完成。（小松菜ホットケーキにサツマイモクリームを絞り、粉糖の粉雪をかけ、星のおせんべいをのせたツリー型のケーキ）子どもたちは、嬉しそうにトッピングしたり味わったりしました。園全体で、ワクワクするお楽しみ週間を過ごしました。

今年もみんなで集まり、お餅つきをしました。蒸し上がった餅米を見たり、目の前で餅ができるところを見たりした子どもたち。園を代表して5歳児の子どもたちがつきはじめると、「よいしょー！！」と跳びあがり、掛け声で応援していました。ついたお餅は子どもたちと一緒に丸め鏡餅にしました。「あったかい」「なんか、ご飯のにおいする」「もちもちや」と、お餅を触ったり香りをかいだりした子どもたちは、口々に感じたことを伝えていました。近年お餅つきを見る機会が減ってきており、子どもたちにとって貴重な経験となりました。

大地震を想定した避難訓練を行いました。地震が起こり避難経路に物がたくさん倒れている状況の中避難しました。子どもを安全に避難場所へ誘導するためには、まずは職員が落ち着いて声をかけ合うことなど、改めて職員間で確認しました。また、保護者への連絡や引き渡しを想定しての訓練も行いました。4・5歳児の子どもたちは真剣に保育者の話を聞いて避難したり、外で過ごしたりしました。

災害が起こらないことが一番ですが、起きた時にしっかりと一人一人の命が守れるように、今後も災害時に備えていきます。

保護者との共催で秋祭りを開催しました。オープニングは5歳児の子どもたちが作った妖怪おみこし。子どもたちの力強い「わっしょい！わっしょい！」の掛け声にのって、『天狗みこし』『河童みこし』が園内を練り歩きました。

ペットボトルボーリングや牛乳パックジェンガなどで遊んだり、新聞紙を使ったお弁当や牛乳パックのこまなどを作ったりしました。職員劇もあり、おうちの方と一緒に特別な時間を楽しみました。

涼しく過ごしやすい秋になりました。園庭には、楠や銀杏をはじめとするたくさんの種類の木があり、風に吹かれてコロン、ポトッと、木の実や葉っぱが落ちてくるようになりました。子どもたちは「落ちてる！」「あった！！」とどんぐりや実、葉っぱ見つけ、宝物のように集めています。掌いっぱいになると、「いっぱい♪」ととても嬉しそうです。園庭では、樋に木の実を転がしたり、木の実を使ったごちそうを作ってままごと遊びをしたりして、秋の自然に触れながら遊んでいます。

心地よい晴天の中、園庭で運動会を開催しました。近年、感染予防対策のため保護者の方の人数を制限したり、クラス毎に開催したりと工夫をしてきましたが、今年度はリニューアルした広い園庭で希望される保護者の方皆さんに見に来ていただくことができました。子どもたちはドキドキわくわくしながらも、今までしてきた遊びや体操などを楽しみました。おじいちゃん、おばあちゃんなどたくさんのお家の方に見守られたり、励まされたりして、とても嬉しそうな子どもたちでした。

新しいプール、水遊び、寒天遊び、泡遊びなど、夏の遊びをたっぷりと楽しんできました。そんな夏の遊びの締めくくりとして、『夏のあそび楽しかったね会』を開催しました。

はっぴを着て気合を入れた5歳児の元気な『妖怪めろん太鼓』を聞いて、4歳児の子どもたちが教えてくれた盆踊りをみんなでおどり、スタートしました。

氷柱を触ったり、魚釣りをしたり、とい流しをしたりとたっぷりと楽しんだあと、3、4、5歳児で水鉄砲あそび！職員も子どももまじりあい、水鉄砲やホース、バケツを使って水の掛け合いを楽しみました。びしょびしょになりながら、「あー楽しかった！」と満足な表情の子どもたち、職員でした。また来年、たっぷり夏の遊びを楽しみたいと思います。

7月に引き続き、水遊びやプールなど夏ならではの遊びを楽しんでいます。お花や玩具を入れて凍らせておいた氷柱を見た子どもたちは、中に入っているお花や玩具を取り出そうと水をかけたり削ったりして氷の冷たさを味わいました。1，2歳児は冷たくしておいた寒天を握ってつぶしたり、カップに入れてジュースに見立てたりしています。夏野菜や夏の花も生長し、4歳児が植えたひまわりはぐんぐん大きくなり子どもの背を越え、保育者の背も越えました。プールや園庭での水遊びをしているとき、こちらを向いているひまわりをみつけ「ひまわりみてはるな」と嬉しそうにしたり、雨の重みで花が垂れていると「お辞儀してはるな」とひまわりの気持ちになったりしています。

耐震工事のため、仮設園舎で過ごして卒園した2年生、新園舎で2週間を過ごして卒園した1年生。新園舎のお披露目会を開催したところ、たくさんの方に来ていただきました。「わあ、広いな」「きれいやな」「ホールあるやん」と嬉しそうに園舎の中を探検していました。クイズを解きながら各部屋を回るスタンプラリーや、和邇保育園のシンボルである楠の塗り絵などを楽しんでいました。

新園舎にプールが設置され、今年は園内でプールができるようになりました。子どもたちが待ちに待ったプール！！5歳児の子どもたちは、草むしりやプール掃除をしました。安全に楽しく遊んでいきます。

4歳児クラスの保育を公開したところ、大津市内の公立保育園より保育を見に来られました。大津市立保育園では北部、中部、南部の3ブロックにわけて保育研究会を開催し子どもたちへの関わりや、よりよい保育について学び合っています。園内でも、各クラス毎に保育研究を行っており、各年齢の子どもたちの言葉にならない思いや、子どもたちの気持ちを引き出す保育について園全体で考えています。今後も、子どもたちにとってよりよい保育について学んでいきます。

梅雨になりましたが、ご近所の方からアジサイをいただいたり、子どもたちが制作をしたりして、園内がアジサイであふれました。アジサイを見て「いろんな色ある」「きれいやな」「おっきいな」「なんかにおいする？」と季節を体いっぱい感じました。

新園舎には、小さな三角形の砂場がある『さんかく砂場』があります。1歳児・2歳児の子どもたちが砂遊びを楽しんでいます。お花を植えたり、野菜を育てたりして、これからも楽しい『さんかく砂場』の環境づくりに取り組んでいきます。

仮設園舎の解体工事が終わり、5月2日、待ちに待った広い園庭が使えるようになりました。「やった！」「いっぱい走れる！」と大喜びの子どもたちです。

「子どもたちが元気に過ごせますように」という願いを込めて、こいのぼりの集いを開きました。広い園庭で5歳児がこいのぼりをあげたり、こいのぼりの中をくぐったりして、みんなで一緒に遊びました。

子どもたちが作ったこいのぼりが、玄関ホールに上がりました。登降園時におうちの方と一緒にこいのぼりを見て、『子どもの日』の雰囲気を感じています。