防災分野における男女共同参画の推進について

更新日:2023年02月20日

あらゆる分野における男女共同参画の促進

男女共同参画社会とは、男女が互いにその人権を尊重し、性別に関わらず、誰もが責任を分かち合いながら個性や能力を十分に発揮できる社会のことです。

大津市では、すべての人が多様性を認め合い、尊重しあうことにより、災害や非常時においても、一人ひとりが自分らしく最大限に力を発揮することができる『おおつ』を目指しています。

市総合防災訓練における人権・男女共同参画課ブース写真

災害から受ける影響は女性と男性で異なります。女性と男性で異なる支援ニーズに応えるためには、平常時の備えの段階から「女性だけ」「男性だけ」ではなく、多様な視点から「防災」について考える必要があります。

また、災害時にはDV(ドメスティック・バイオレンス)や貧困といった平常時の社会の課題が、より顕著にあらわれる傾向があります。そのためにも平常時から、女性と男性、両方の視点を方針決定の過程や、訓練に活かし、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)や固定的性別役割分担意識の解消を図っておく必要があります。

災害発生直後の「命の危機」から脱した後も、回復に至る道のりは長く、復興するまでには長い時間がかかる場合があります。男女別の傾向や復興に向けたニーズの違いを理解し、すべての人に必要な支援が届けられるよう、平常時から備えておけるように心がけましょう。

以下のページには、地域での防災訓練時等に活用できる「備蓄チェックシート」や「避難所チェックシート」等が掲載されています。

家庭での学びや地域、職場などで実施される研修の際に活用できる啓発カード集です。

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〒520-0047 大津市浜大津四丁目1-1 明日都浜大津1階
電話番号:077-528-2791
ファックス番号:077-527-6288

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