令和4年度平和啓発事業
大津市では、平和についてより理解を深めていただくため、様々な平和啓発事業を行っています。
広島平和記念式典へ出席し、平和祈念展を開催しました
原爆投下から77年となる今回の平和記念式典は、ロシアのウクライナ侵攻により、世界で核抑止論が勢いを増していることに対する危機感を強く訴えられた内容でした。
被爆地広島の地を訪れ、その惨禍を二度と起こしてはならないと実感することは大きな意味があると思いました。
広島平和記念資料館より借用した原爆写真パネルとDVDを展示・上映しました。被爆者の思いを後世に語り継ぐため、今年度は被爆された語り部の方のお話を記録した映像を揃えました。
期間中は様々な世代の皆様にお越しいただきました。お子様連れのご家族さんも多く、熱心にご覧いただきました。
平和の鐘撞き事業を実施しました
77回目の終戦の日を迎えた8月15日(月曜)、大津市内の寺院、教会約300ヶ所に呼びかけ、鐘やチャイムを一斉に鳴り響かせ、戦没者の冥福と世界の恒久平和を祈りました。
今年度の式典開催場所である生源寺(坂本)では、遺族会関係者、寺院関係者や市関係者等が集まり、鐘を撞きました。
平和祈念展を開催します
広島平和記念資料館から原爆写真および平和学習映像をお借りし、市役所1階市民ギャラリーにて展示します。また、今年度は被爆者の講話を記録したDVDを上映します。
【日時】令和4年8月22日(月曜)~令和4年8月26日(金曜) 9時~17時
- 下記写真は、過年度実施した際の様子です。
平和関連サイト
世界連邦平和都市宣言に関する決議
戦争を防止し、地上に原水爆のおそれのない恒久平和を実現することは、今や全人類の悲願である。
大津市は日本国憲法を貫く平和精神に則り、世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と共に人類永遠の平和確立のため、努力することを宣言する。
昭和44年3月20日決議
「ふるさと都市大津」恒久平和都市宣言に関する決議
世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
わたくしたちは、「ふるさと都市大津」の豊かな自然と古来からの香り高い文化にはぐくまれ、日々平和を享有している。
この平和を恒久のものとするため、世界唯一の核被爆国の国民として、全世界の人々に被爆の恐ろしさ、苦しみを訴え、その惨禍を二度と繰り返してはならない。
大津市は、世界平和を願い、積極的に国際交流をはかり、外国諸都市との友好関係を深めてきている。
わたくしたちはこの恒久平和の実現を願い、国是である非核三原則を堅持し、世界連邦平和都市宣言とともに核兵器廃絶をめざし、核戦争防止を強く訴え、ここに「ふるさと都市大津」恒久平和都市を宣言する。
昭和62年6月17日決議
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更新日:2022年08月30日