清水さら選手(スノーボード)

更新日:2024年02月02日

大津市在住、出身など、大津市にゆかりがあるアスリートをご紹介します!
今回は、JSBA(日本スノーボード協会)全日本スノーボード選手権大会で最年少での優勝を果たし、現在は数々の国際大会でも活躍されている中学生プロスノーボーダー、清水さら選手にお話を伺いました。

インタビュー

市スポーツ課(以下、市):まず、スノーボードを始めたきっかけを教えていただけますか?

清水さら選手(以下、清水):父が元々スノーボードを趣味にしていた影響もあり、4歳でスノーボードを始めました。家族で遊びに行った際に、スノーボードをやってみたら楽しかった、という感じです。競技として始めたのは、小学校1年生のとき。その時に習っていた中野コーチに声をかけられ、チームの発足時にメンバーになりました。当初はスロープスタイル(種目)もやっていましたが、今はハーフパイプがメインです。

:これまで出場された中で印象深かった大会はありますか?

清水:小学5年生のとき、全日本スノーボード選手権大会で、最年少で優勝できたことですね。オリンピックも見据えながら、本格的に競技に取り組むきっかけになったと思います。

清水さら選手

清水さら選手

:普段の練習はどのようなことをされているのでしょうか?

清水:愛知にあるジャンプの練習施設(YAMAZEN Aichi Quest)を拠点に、週末に練習しています。山梨や埼玉の施設に行くこともありますが、愛知の施設はハーフパイプ用の練習設備が整っているためそこをメインにしています。
また、小学生から器械体操のクラブに入っており、トランポリンに取り組んでいます。学校の部活動でも器械体操をしています。

:トランポリンの動きもスノーボードの練習に役立っているのですね。
シーズン中の過ごし方はいかがでしょうか?

清水:8月下旬頃から海外の大会が始まるのですが、国内外の大会に出場する合間に練習をする、といった感じです。屋内の練習施設にも行きますし、岐阜にある高鷲スノーパークに行ったりもします。

:練習や大会が遠方だと、ご家族の支援が欠かせないと思いますが、ご家族はどのように応援してくださっていますか?

清水:家族みんなで移動することが多いです。家族もスノーボードをしているので、一緒に楽しんでいます。

:皆さんそれぞれがスノーボードを楽しまれているのですね。
ハーフパイプ競技をやっていて、どんなときにやりがいを感じますか?

清水:新しい技が出せるよう努力した結果、それが成功したとき、そして大会で勝つことができたときはうれしいです。技にはいろいろな種類がありますが、回転の数や向き等、人によって見せ方は変わってきます。大会では、自分の調子に合わせて、コーチと相談しながら1本目と2本目の滑り方を決めています。

:清水さんの尊敬されている選手、目標にしている選手などはいらっしゃいますか?

清水:オーストラリアのValentino Guseli選手です。18歳ですが、ハーフパイプだけではなく、ビッグエア、スロープスタイル種目でも好成績を残しているところがすごいと思います。人間的にも尊敬できる選手です。

:最後に、今後の目標についてお聞かせください。

清水:今シーズンは、大きな大会だとFISジュニア世界選手権大会、ユースオリンピック、そして全日本選手権大会に出場予定です。それぞれ表彰台に上がることを目標にしています。また、来年はワールドカップに出場できる年齢になるので、ワールドカップでよい成績を残し、次の冬季オリンピックに出場したいです。

清水さら選手の写真

本格的にシーズンが始まる前の貴重な時間をいただき、インタビューに答えていただきました。今後のご活躍も期待しております!

(この記事は、2023年7月時点のインタビューを基にしています。)

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