令和5年9月24日(日曜)男女共同参画をすすめる市民フォーラム

更新日:2023年10月24日

ステージで市長が挨拶する様子

9月24日(日曜)、生涯学習センターで、「第20回男女共同参画をすすめる市民フォーラム」が開催され、約250人が参加しました。
市では、平成10年9月、「ひとが輝く男女共同参画都市宣言」を決議しました。これを踏まえ、毎年9月22日から10月21日までを「大津市男女共同参画推進月間」と定め、お互いの人権を尊重し、認め合い、誰もが性別に関わりなく個性や能力を発揮できるまちを目指して男女共同参画に関する様々な取組を行ってきました。
この取組の一環として、毎年この推進月間に、市とおおつかがやきネットワークからなる「男女共同参画をすすめる市民フォーラム実行委員会」が主催となって市民フォーラムを開催しており、今年で20回目の開催となりました。

地域共生社会と男女共同参画についての分科会の様子
講演会で話される犬山氏の様子

フォーラムは、分科会と講演が行われました。分科会では、防災・減災や思春期の寄り添い、地域共生社会の3つをテーマにして、講演や意見交換が行われました。そのうち、子どもの思春期の寄り添いに対しては、「子どもの3人に1人は孤独を感じている。息の長い支援が求められるが、子どもたちには、本気で向き合ってくれる大人がいることを気づいてもらえるよう、地域や家庭がしっかり連携すべき」という意見がありました。
講演会は、イラストエッセイストの犬山紙子さんを講師に迎え、「自分らしく生きるために」をテーマに講演が行われました。犬山さんは、母親の介護を通じて感じた家庭の中のジェンダーについて丁寧にお話しいただきました。さらには、家庭内のジェンダーバイアス(男女の役割について固定的な観念を持つこと)をなくすためのヒントとして、家事・育児の可視化やSOSを出す練習を普段からやっておくこと、パートナーとの間に上下関係を持ち込まないこと、とお話しいただきました。

詳しくは人権・男女共同参画課まで
電話番号:077-528-2791

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