埋蔵文化財調査センター企画展「石のちから-石とともに生きる‐」を開催します

更新日:2024年06月12日

大津の石文化に触れてみませんか

大津市内で遺跡を発掘すると、土器・石器・木器・鉄器など、さまざまな素材を使った遺物が出土します。一番多いのは土器ですが、石で作った石器や石製品などもたくさん見つかっています。

今回の企画展「石のちから」では、大津で出土した旧石器時代から中世までの石器・石製品や石を組んで作った遺構に注目。古来から人は、自分たちの周りにある石を加工して道具として活用したり、流通させたりしていました。また、石を使って様々な施設を造営していました。大津市内で出土した石器や石製品などを一堂に集め、石で造られた遺構の写真や模型も展示します。ぜひご来場ください。

開催期間

令和6年6月10日(月曜)~11月1日(金曜)

開館時間

平日9時~17時(土曜・日曜・祝日は休館)

場所

大津市埋蔵文化財調査センター(大津市滋賀里一丁目17-23)

大津市埋蔵文化財調査センターへの経路

おもな展示品

  • 旧石器時代の打製石器(市内出土)
  • 縄文時代の矢じり・磨製石斧(滋賀里遺跡)
  • 弥生時代の磨製石器・石庖丁(滋賀里遺跡・南滋賀遺跡)
  • 古墳時代の玉製装身具(真野遺跡・真野廃寺)・古墳の横穴式石室模型
  • 平安時代の有孔円板(上仰木遺跡)
  • 中世時代の石鍋(上仰木遺跡)・石組井戸・方形石組写真(坂本城跡)など約400点

滋賀里遺跡から出土した石器の写真
滋賀里遺跡出土の石器

曼陀羅山83号墳の石室写真
曼陀羅山古墳群の石室

この記事に関する
お問い合わせ先

市民部 埋蔵文化財調査センター
〒520-0006 大津市滋賀里一丁目17-23
電話番号:077-527-1170
ファックス番号:077-527-1171

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