東日本大震災から5年が経過した今日までの、企業局の災害への取組みについて

更新日:2018年08月27日

 東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、本日で5年が経ちました。震災により貴い命を亡くされた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。

 

 当時、被災地では水道、ガスなどのライフラインが止まったことから、日本全国に応援要請がありました。水道につきましては、(公社)日本水道協会が全国の水道事業体へ応援要請を行い、これを受けて本市企業局におきましても、最も必要となる水をお届けするため、震災翌日に応急給水活動へ向かいました。しかし、被害が広範囲におよび、かつ、全国的に大混乱の中、応援先も決まらないまま「とにかく関東、東北地方へ向かってほしい」という要請を受けて、東へ向かいました。(企業局では、茨城県と岩手県で約3ヶ月間応急給水活動を実施しました。)

 また、ガスにつきましては、仙台市ガス局から(一社)日本ガス協会を通してガスの復旧要請を受けて、下水道につきましては(公社)日本下水道協会から要請を受けて、それぞれ応急活動に向かいました。

 

 震災後、災害に強いライフラインを目指して、水道管、下水道管、ガス管、浄水場などの耐震化を進めるだけでなく、各種防災訓練の実施、他の地方公共団体や民間事業者と災害応援協定を締結することで、施設に被害が発生したときでも、ライフラインの提供に努めます。

 

 当たり前に使えるライフラインを、いつでも、当たり前にできるよう、私たちはこれからも努力していきます。

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