「事業のミライを考える」アトツギ支援セミナーを開催しました

更新日:2025年01月24日

令和6年12月12日に、滋賀県よろず支援拠点及び滋賀県事業承継・引継ぎ支援センターと連携して、アトツギ支援セミナーを開催いたしました。

セミナー概要

  • 事業名
    「事業のミライを考える」アトツギ支援セミナー×アトツギ経営者たちの交流会
  • 開催日
    令和6年12月12日(木曜)18時~20時30分
  • 主催
    滋賀県よろず支援拠点、滋賀県事業承継・引継ぎ支援センター
  • 会場
    旧大津公会堂
  • 対象
    県内の中小企業や小規模事業者の後継ぎ(候補)、代表者、若手経営者等 
  • 講演
    BSCウォータースポーツセンター 取締役 井上 達也氏
  • 参加者
    約30名(うち、事業者:約15名、支援者:約15名)

アトツギ支援セミナー×アトツギ経営者たちの交流会チラシ(PDFファイル:1010.8KB)

セミナー開催の背景

経営者の高齢化によって多くの中小企業が事業承継のタイミングを迎えていますが、後継者の不在を理由に廃業を余儀なくされるケースや、後継者候補が存在する場合であっても、事業承継の準備ができていないケースが少なくありません。
事業承継には、5年~10年が必要といわれている中、早期から事業承継への関心を高めるために、今回セミナーを開催しました。

セミナーの目標・目的

今回のセミナーでは、「アトツギとつながり、新たな1歩を踏み出すきっかけとなる」という目標を掲げました。大津市内のアトツギの事例講演や、アトツギおよび支援機関との交流を通じて、自身の事業を見つめ直し、今後の事業・経営に関するヒントを得て、ネットワークを形成し、事業承継の新たな一歩を支援するために開催しました。

講演

  • タイトル
    コロナ禍で予約ゼロから奇跡の復活!アトツギの広報戦略で過去最高売上げを達成!
  • 講師
    BSCウォータースポーツセンター 取締役 井上達也氏
  • 講演概要
    1973 年創業の自然体験学習施設BSC ウォータースポーツセンターを運営。湖西・蓬莱浜でカヤック、SUP、ヨットなどのウォータースポーツ体験が楽しめる。小・中・高校の遠足、校外学習を対象としたびわ湖自然体験学習を中心に、自然体験キャンプ、企業向け研修、WEB メディア事業を提供している。個人向けのスクール事業が祖業だが、学校団体へターゲットを切り替え、個人の小学生を集めた自然体験キャンプは、全国から参加者が集まるように。コロナ禍において、これまでの考え方を変え、社員を増員し、施設規模を拡大、守りから攻めの姿勢へ転換し、成長している。セミナー時の様子

大交流会

講演会のあとには、支援機関の参加者を交えた交流会を行い、アトツギ同士のネットワークや支援機関とのネットワークづくりを行いました。

【参加者のコメント】

  • 異業種のアトツギと繋がれる機会があまりないから、新たな方と繋がることができた。(農業)
  • このようなセミナーに自ら手を挙げて来られない事業者も地域にはいる。こういう方々にもどんどん伝えていきたい。いろんな方々と繋がれるのはありがたい。(建設業)
  • 福祉事業を運営しているが、最近は農福(農業と福祉)連携が盛んになってきている。今回農業の方とも繋がることができた。(福祉業)

最後に、経済産業省が主催するアトツギのピッチ大会であるアトツギ甲子園に今年エントリーした株式会社濱崎銃砲火薬店のアトツギの濱崎航平さんの紹介を行い、アトツギ支援の機運醸成を図りました。

セミナー時様子 semina-huukei

多くのアトツギ・支援機関の皆様、ご参加ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 商工労働政策課
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ファックス番号:077-523-4053

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