衣川廃寺跡[金堂基壇の築成](きぬがわはいじ[こんどうきだんのちくせい])
国指定史跡
基壇は、堂塔を安定させるために頑丈に造られます。金堂基壇は、土を叩き盛りながら地面を強く固める「版築」という技法で築かれました。衣川廃寺の基壇では、この「版築」の構法が2種類確認されています。
また、基壇の北辺には、瓦と石を敷いた遺構が見つかりました。これは基壇の一部または基壇の裾に敷かれたものと考えられます。基壇裾とすると、北東部分の基壇の高さは2.3メートル以上と推定されます。
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English_衣川廃寺跡(金堂基壇の築成) (PDFファイル: 112.9KB)
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更新日:2024年04月04日