坂本城跡

更新日:2024年04月05日

1571年9月、比叡山延暦寺の焼き討ち後、織田信長は明智光秀に命じて、浜坂本(三津浜)に坂本城を築きました。

来日していたイエズス会宣教師ルイス・フロイスによると、城は信長の安土城に次ぐ壮大な城と賞賛されました。
城は延暦寺の監視だけでなく、信長の領国美濃(岐阜県)と京都のルートの確保や水上交通の要所としても重要でした。
城は1582年に焼失しましたが、丹羽長秀によって再び築かれ、数年は利用されていたようです。
1979年の発掘調査では、焼けた土や城の施設の一部と思われる礎石の他、井戸、溝、石垣の基礎石などが見つかりました。

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