大津京と大津宮
667年、中大兄皇子は都を飛鳥から近江・大津の地へ遷都しました。わずか5年間の都でしたが、この大津宮では、日本最初の戸籍が作られる等、日本の歴史上画期的な事業が行われました。
文献調査や発掘調査の結果、1974年にこの錦織の地に大津宮が存在することがわかりました。また、大津宮を囲むように穴太廃寺・崇福寺・南滋賀町廃寺・園城寺前身寺院が配置されています。これら寺院とその周辺で見つかる溝跡は、宮の建物と同じ向きであるため、この向きに規制されて建物が建てられた範囲が「大津京」の範囲と考えられます。
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更新日:2024年04月05日