石居廃寺跡 (いしずえはいじあと)

更新日:2024年04月04日

大津市指定史跡

石居町に位置する遺跡で、大戸川の北岸にあります。東西11.7メートル、南北7.0メートルの基壇と石積み、そしてその上に柱を置くための礎石が残ります。この地域には大規模な寺院が存在したとみられ、川原寺のように東西に塔と小金堂を配したものか、あるいは薬師寺のように東塔と西塔を持ったりする寺院だったと考えられます。出土品には瓦や泥塔、仏像の破片などがあり、この寺院は7世紀後半に建立され、平安時代まで続いたとされています。

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