瀬田廃寺跡(せたはいじあと)
瀬田廃寺は奈良・平安時代の寺院で、発掘調査から塔、金堂、講堂、僧房、回廊、築地塀、門などが確認されました。残っている礎石や建物の配置から、大阪の四天王寺と似た門、塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ建物配置を持つ寺院であったことがわかりました。軒先の瓦には雲の文様の装飾がありました。瀬田廃寺は、奈良時代の近江国分寺が焼失後、一時的にその役割を担った可能性が指摘されています。
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更新日:2024年04月03日