大津市こども・若者支援(わかものしえん)計画の取組について(やさしい版)

更新日:2025年03月12日

 このページは、大津市こども・若者支援(わかものしえん)計画で取り組むことについて、取組ごとに説明をしています。

 大津市こども・若者支援(わかものしえん)計画のことを知りたい人は、こちらを見てください。

自由に意見を表すことができることを表すイラスト

自由に意見を表すことができる

 みんなは、こどもの権利(けんり)を知っていますか。

 大切に守られたり、自分の意見をきいてもらえていると感じますか。

 安心して意見を言うことができていますか。

 みんなは、自由に意見を表す権利(けんり)をもっています。

 市はみんなが意見を伝えやすい方法や機会をつくり、きいた意見を大切に受けとめます。

こどもの権利をこどもとおとなが学ぶ機会をつくる取組を表すイラスト

こどもの権利(けんり)をこどもとおとなが学ぶ機会をつくります。

「こどもの権利(けんり)をこどもとおとなが学ぶ機会をつくります。」の取組とその内容
取組 内容
CAP(きゃっぷ)
子どもへの暴力(ぼうりょく)防止プログラム
 すべてのこどもは大切な存在(そんざい)です。こどもには、「安心して、自信を持って、自由な気持ちでいる権利(けんり)」があります。CAP(きゃっぷ)では、こどもの大切な権利(けんり)を守るために、こどもとおとな(保護者(ほごしゃ)や学校、幼稚園(ようちえん)、保育園の先生)が一緒(いっしょ)に考えて、学びます。
人権啓発推進(じんけんけいはつすいしん)事業  誰(だれ)もが生まれたときから持っている大切な権利(けんり)「人権(じんけん)」について、正しい情報や知識を学ぶために、みんなで勉強をしたり、そのための読み物やパンフレットを作ったりします。
意見を伝えやすい方法、意見を伝える機会をつくる取組を表すイラスト

意見を伝えやすい方法、意見を伝える機会をつくります。

「意見を伝えやすい方法、意見を伝える機会をつくります。」の取組とその内容
取組 内容
大津市青少年育成市民のつどい・中学生広場  中学生が自分の意見を正しく伝える力をつけるため、意見発表会を行います。また、家庭や学校、地域(ちいき)のおとなが中学生の考えや意見に対する理解を深めます。
おおつみらいミーティング(高校生・大学生を対象とした意見交流会)  こどもや若者を支援(しえん)する市の取組をよりよくすることについて、高校生や大学生と一緒(いっしょ)に考える場をつくります。
SNS(えすえぬえす)を活用した意見を聴(き)く取組  SNS(えすえぬえす)を使ってこどもや若者(わかもの)が意見を言いやすい場を作ります。またその意見をどのように受けとめて、どうなったのかをこどもや若者(わかもの)に伝えます。
こどもや若者の意見を大事にして、取組を進める取組を表すイラスト

こどもや若者(わかもの)の意見を大事にして、取組を進めます。

「こどもや若者(わかもの)の意見を大事にして、取組を進めます。」の取組とその内容
取組 内容
地域(ちいき)の活動からこども・若者(わかもの)の思いを聴(き)く取組  地域(ちいき)のいろいろな活動に参加しているこどもや若者(わかもの)に、意見をききに行きます。
声をあげにくいこども・若者(わかもの)の意見を聴(き)く取組  自分の意見を表すのが難(むずか)しいこどもや若者(わかもの)が、安心して意見を表すことができる身近な支援者(しえんしゃ)に意見をききに行きます。
健やかに育つことができることを表すイラスト

健やかに育つことができる

 みんなは、安心して成長できていると感じますか。

 みんなは、こころや身体(からだ)が健やかに成長できる権利(けんり)をもっています。

 市は誰(だれ)もが安心・安全に過ごせるようにおとなになるまで必要なサポートをします。

妊娠、出産、子育てを切れ目なくサポートする取組を表すイラスト

 これから生まれてくるこどもや、育っていくみんなのために…
妊娠(にんしん)、出産、子育てを切れ目なくサポートします。

「妊娠(にんしん)、出産、子育てを切れ目なくサポートします。」の取組とその内容
取組 内容
不妊・不育症(ふにん・ふいくしょう)相談事業  妊娠(にんしん)しないことや妊娠(にんしん)してもお腹の中の赤ちゃんが育たないことについて悩(なや)んでいる人が相談できる場所をつくり、助産師が電話やオンラインで相談を受けます。
母子健康手帳(ぼしけんこうてちょう)の交付等母性保護事業  これから赤ちゃんが生まれるお母さんの健康をサポートするために、母子健康手帳(ぼしけんこうてちょう)を配布し、病院などで決まった回数の健康診査(けんこうしんさ)を受けるように案内します。
妊産婦健康診査(にんさんぷけんこうしんさ)・妊婦歯科検診(にんぷしかけんしん)  これから赤ちゃんが生まれるお母さんに対して、お腹の中の赤ちゃんやお母さんの健康状態をチェックするための健康診査(けんこうしんさ)で使えるチケットを渡します。また、お腹の中に赤ちゃんがいるときは、体の変化が原因でお口の中の環境(かんきょう)が悪くなりやすいので、歯周病の検査を無料で受けられるチケットを渡します。
妊婦等包括相談支援(にんぷとうほうかつそうだんしえん)事業  お腹の中に赤ちゃんがいるときから子育てまで寄りそいながら情報を伝えたり、相談ができるサポートを行います。
産後ケア事業  出産後のお母さんや赤ちゃんがこころもからだも健康でいられるように、病院などの保健師や助産師などの先生がサポートします。
大津っ子みんなで育て“愛”全戸訪問(ぜんこほうもん)事業  生まれて4か月までの赤ちゃんの家庭を助産師や保健師、保育士や地域の民生委員さんなどが訪問(ほうもん)して、育児の相談を受けたり、アドバイスをしたりします。
乳幼児健診(にゅうようじけんしん)事業  小さなこどもの健康と成長を守るために、健康診査(けんこうしんさ)を行ったり、保護者(ほごしゃ)に育児のアドバイスをしたりします。
小児救急医療支援(しょうにきゅうきゅういりょうしえん)事業  病院の協力のもと、夜間や休日に発生するこどもの急な病気やけがに対応できるようにします。
養育支援訪問(よういくしえんほうもん)事業  家族のみんなが安心して生活できるように、家庭内で困(こま)りごとがある家を訪問(ほうもん)して、お話を聞いたり、お手伝いをしたりします。例えば、お母さんが赤ちゃんを産んだ後のお手伝いや、お父さんやお母さんが子育てで困(こま)ったときに質問や相談を受けたりすることで、お父さんやお母さんが安心して子育てができるようにします。
子育て世帯訪問支援(せたいほうもんしえん)事業  家族のみんなが安心して生活できるように、家庭内で困(こま)りごとがある家を訪問(ほうもん)して、お話を聞いたり、お手伝いをしたりします。例えば、お母さんが赤ちゃんを産んだ後のお手伝いや、お父さんやお母さんが子育てで困(こま)ったときに質問や相談を受けたりすることで、お父さんやお母さんが安心して子育てができるようにします。
こどもや若者が遊び、学び、活躍できる機会をつくる取組を表すイラスト

こどもや若者(わかもの)が遊び、学び、活躍(かつやく)できる機会をつくります。

「こどもや若者(わかもの)が遊び、学び、活躍(かつやく)できる機会をつくります。」の取組とその内容
取組 内容
こどもフェスタ  春・夏・秋・冬の4回、親子で一緒(いっしょ)に遊ぶイベントをします。例えば、ふれあいあそびや物作り、おはなし会、からだを使うあそびなどです。保護者(ほごしゃ)がこどもの成長やかかわりを楽しんで子育てがすすめられるように開催(かいさい)しています。
大津っ子まつり  こどもたちが夢を持って、健康でこころ豊かに成長できるように願って「大津っ子まつり」を開催(かいさい)します。参加団体が、昔あそびやおもちゃづくり等、工夫した楽しいイベントを用意し、これによって、こどもたちはいろいろな世代の人と交流し、楽しい体験をすることができます。
親子、家族の交流・学習・体験事業  親子が一緒(いっしょ)に楽しんだり学んだりするイベントをたくさん開きます。保護者(ほごしゃ)とこどもがともに成長できるようにします。
青少年の地域(ちいき)ふれあい体験活動、地域(ちいき)あいさつ運動、見守り活動  地域(ちいき)で活動する団体が、いろいろな体験ができる活動をしたり、こどもの登下校時の見守りやあいさつ運動などを行います。
中学生チャレンジウィーク事業  こどもたちが自分の将来を選択(せんたく)できる力や、社会人として自立できる力を育てるために、市内の中学校で職場体験を実施(じっし)します。
学校夢づくりプロジェクトの推進  みんなの夢や思いを実現するために、地域(ちいき)や学校が力を合わせて面白いプロジェクトを進めます。児童や生徒が自分で考えて学び、こころを豊かにしていく力を育てることを目指しています。
幼少期(ようしょうき)運動プログラム  4歳から小学校2年生までのこどもたちに体を動かす楽しさを知ってもらうために、「親子でワクワク運動あそび」を行います。
自然体験  自然の中での体験活動を通じて、こどもたちのこころを豊かにし、明るくたくましい生き方を学び、より良い人間関係を築く力を養います。例えば、小学生の農業体験学習や、野外活動(キャンプなど)を実施(じっし)しています。
文化芸術体験  俳句(はいく)や将棋(しょうぎ)、競技かるたといった伝統文化を親子で体験したり、夏休みに博物館の展示(てんじ)を題材にしたおもちゃをつくったり、昔の人の暮らしを調べたり、映画を観るなど、こどもや若者が文化芸術に興味を持ち、こころ豊かに成長できるように、いろいろな文化芸術に親しむ機会や発表の場をつくります。
環境・科学体験  こどもたちが環境(かんきょう)を大切にした生活や行動ができるおとなになるために、勉強や体験の機会を増やしていきます。
また、みんなが科学に興味を持ち、楽しめるようにするために、科学館ではプラネタリウムで星について学んだり、展示(てんじ)を見たりすることができます。さらに、「キッズトンネル」では小学校に入る前のこどもたちも科学にふれて学ぶことができます。
こどもや若者を犯罪や事故、災害から守る取組を表すイラスト

こどもや若者(わかもの)を犯罪や事故、災害から守ります。

「こどもや若者(わかもの)を犯罪や事故、災害から守ります。」の取組とその内容
取組 内容
不審者情報提供(ふしんしゃじょうほうていきょう)  インターネットのホームページやメールで、警察(けいさつ)からの不審者(ふしんしゃ)情報をお知らせしています。
自主防犯活動団体の活動支援(かつどうしえん)  こどもたちが犯罪にあわないように、地域(ちいき)の自主的な防犯活動をサポートします。
安全リーダーの活動支援(かつどうしえん)  こどもたちが犯罪にあわないように、警察(けいさつ)から選ばれた「子ども安全リーダー」の自主的な活動やこども110番のおうちの設置をサポートします。
学校での防災教育の推進(すいしん)  こどもたちが災害に対して正しく知り、災害に備え、いざというときに行動できる力を育てます。
児童遊園地維持管理(じどうゆうえんちいじかんり)事業  こどもたちが安全に遊べる場所とするため、児童遊園地の草かりや遊具の点検、修理などを行います。
通学路の安全対策(あんぜんたいさく)
通学路の点検及び整備
 こどもたちが登下校中に交通事故などにあわないよう、警察(けいさつ)や地域(ちいき)の人たちと協力して通学路の点検をし、安全対策(あんぜんたいさく)を行います。また、こどもたちが安全に登下校できるように、スクールガードの支援(しえん)や防犯ブザーの配布も行っています。
環境浄化(かんきょうじょうか)活動事業  20歳未満の青少年が健全に育つようにするために、悪い影響(えいきょう)を与えるものをチェックし、不良行為(ふりょうこうい)を防止する活動を行っています。例えば、有害な本やDVD、刃物や携帯(けいたい)電話などを取り扱(あつか)う店や施設(しせつ)を調査しています。
ひとりひとりが尊重され、なりたい自分をめざすことができることを表すイラスト

ひとりひとりが尊重(そんちょう)され、なりたい自分をめざすことができる

 みんなは、夢や希望をもつことができていますか。ひとりで悩(なや)んでつらい思いをしていませんか。

 みんなは大切な存在です。

 どんな環境(かんきょう)でもなりたい自分をめざすことができる権利(けんり)があります。

 市はみんなが安心して夢や希望をもって成長できるようにサポートします。

障害などがあっても、ひとりひとりが自分らしく成長できるようサポートする取組を表すイラスト

障害(しょうがい)などがあっても、ひとりひとりが自分らしく成長できるようサポートします。

「障害(しょうがい)などがあっても、ひとりひとりが自分らしく成長できるようサポートします。」の取組とその内容
取組 内容
発達上の支援(しえん)が必要なこどもの早期発見と早期対応  こころやからだの発達に支援(しえん)が必要なこどもを早く見つけて、その後のサポートを関係機関と協力して行います。
療育(りょういく)前早期対応親子教室  障害(しょうがい)のあるこどもや発達に支援(しえん)を必要とする親子に遊べる場所をつくり、保護者(ほごしゃ)の育児支援(しえん)やこどもの発達支援(はったつしえん)事業の利用への理解を進めます。
発達支援療育(はったつしえんりょういく)事業  あそびや日常生活を通じた活動や保護者(ほごしゃ)同士が話し合う機会をつくります。親と子に、必要とされる支援(しえん)を行います。
障害児(しょうがいじ)保育事業  保育園などで、障害(しょうがい)のあるこどもや発達に支援(しえん)が必要なこどもが安心して成長できる環境(かんきょう)を整え、保育をする人もサポートします。
子ども発達相談事業  幼児(ようじ)から中学生までのこどもとその保護者(ほごしゃ)が相談できる子ども発達相談センターでは、心配ごとや悩(なや)んでいることについて、こどものこころや発達を専門(せんもん)にしている人が相談を受け、どうするとよいかを一緒(いっしょ)に考えます。また、こどもが個性を尊重(そんちょう)され、健やかに育つことができるように保護者(ほごしゃ)や先生たちが学ぶための勉強会を開きます。
障害児相談支援(しょうがいじそうだんしえん)事業  こどもが自分のペースで成長したり、いろいろなことができるようになるためのお手伝いをするところに通うための計画を立てたり、こどもやその家族の相談を受けます。
日常的に医療(いりょう)のケアを必要とするこどもがお家で生活していくために必要なお手伝いの手配や相談も行います。
特別支援(とくべつしえん)教育相談事業  ことばやコミュニケーションが苦手な4歳と5歳のこどもや、特別な支援(しえん)が必要なこどもたちに対して、ひとりひとりにあった指導や保護者(ほごしゃ)の相談を行っています。また、こどもたちが小学校に入った後も安心して学べるように、相談や発達の検査を行い、支援(しえん)を続けています。
特別支援(とくべつしえん)教育充実事業  特別な支援(しえん)が必要なこどもたちが元気に成長できるように、サポートを増やして教育を行っています。こどもの学校での生活を支援(しえん)する人や、日常的に医療(いりょう)のケアを必要とするこどもを支援(しえん)する人たちが学校にいます。
障害児通所支援(しょうがいじつうしょしえん)事業  自分のペースで成長したり、いろいろなことができるようになるためのお手伝いが必要な赤ちゃんから小学校に行くまでの小さなこどもに、その子にあった特別な練習や活動を行い、保護者(ほごしゃ)の相談を受けたりします。保育園や学校に通っているこどもが、もっと楽しく過ごせるように、その子に必要な特別なサポートを先生に教えたりします。
新小学1年生の保護者(ほごしゃ)向け放課後の過ごし方説明会  次の年に小学校1年生になるこころやからだ、考え方に特別なサポートが必要なこどもたちが、放課後や夏休みに過ごせる場所の情報をお知らせし、保護者(ほごしゃ)の相談を受けます。
家庭の状況に関わらず夢や希望をが持てるようにする取組を表すイラスト

家庭の状況(じょうきょう)に関わらず夢や希望が持てるようにします。

「家庭の状況(じょうきょう)に関わらず夢や希望が持てるようにします。」の取組とその内容
取組 内容
生活保護家庭の子どもに対する進学支援(しんがくしえん)  生活保護を受けている家庭のこどもに、高校や大学などへの進学支援(しんがくしえん)を行います。例えば、進学準備のためのお金を支給します。
母子父子家庭等自立支援(ぼしふしかていとうじりつしえん)事業  ひとり親家庭などの方からの相談を受け、困(こま)りごとが解決するように一緒(いっしょ)に考えます。また、お給料を増やしたり新しい仕事につくために、資格が取れるよう給付金を支給して生活をささえます。
母子家庭等就業・自立支援(ぼしかていとうしゅうぎょう・じりつしえん)センター事業  ひとり親家庭などの方がお金の心配をしないで生活ができるよう相談を受けたり、ハローワークなどと協力して、仕事の案内や就職(しゅうしょく)に役立つ勉強会を行います。
また、離婚(りこん)に関する相談や、弁護士などによる専門(せんもん)の相談を行います。
日常生活支援(にちじょうせいかつしえん)事業  ひとり親家庭などの方が仕事や病気などで、少しの間家事やこどもの世話ができないときに、家庭生活支援員(かていせいかつしえんいん)がお手伝いに行きます。
生活困窮者自立相談支援(せいかつこんきゅうしゃじりつそうだんしえん)事業  いろいろな問題で困(こま)っている人たちからの相談を聞いて、その人に必要な情報を伝えたり、助言を行ったりします。就職(しゅうしょく)のための準備や生活を支えるための計画を一緒(いっしょ)に考えることもしています。
生活保護自立支援(せいかつほごじりつしえん)プログラム事業  生活保護を受けている人たちが自立できるよう、仕事を見つけるための支援(しえん)を行います。
就学援助費(しゅうがくえんじょひ)事業  経済的(けいざいてき)に厳(きび)しい家庭のこどもたちに学校生活に必要な物のお金や給食を食べるために必要なお金などの援助(えんじょ)を行います。
大津市奨学資金(おおつししょうがくしきん)事業  学ぶ意欲が強いけれど、経済的(けいざいてき)な理由で高校に進学することが難(むずか)しいこどもたちに、学校で勉強をするのに必要なお金を支給します。
自分や家庭のことで悩んだりつらいときはまわりのおとなに相談できる取組を表すイラスト

自分や家庭のことで悩(なや)んだりつらいときはまわりのおとなに相談できます。

「自分や家庭のことで悩(なや)んだりつらいときはまわりのおとなに相談できます。」の取組とその内容
取組 内容
教育支援(きょういくしえん)事業  こころの不安で学校に行けなくなったこどもたちを助けるために、「ウイング」という場所でさまざまな体験や学習を行い、社会で自立できるようにサポートしています。また、学校に行きたくないと感じているこどもたちの家や学校などを訪問(ほうもん)して、個別にサポートの方法を考えて実施(じっし)しています。
教育相談事業  こどものこころの不安や集団になじめないなどの問題や、子育てに悩(なや)んでいる保護者(ほごしゃ)やこどもを教育することに悩(なや)んでいる先生たちに対して、相談を行いながら問題解決の支援(しえん)をしています。
こころとからだの先生配置事業  保健室の先生がこどもたちの健康や学校での困(こま)りごと、悩(なや)みなどに対応できるようにします。
いじめに関する教職員研修の実施(じっし)  いじめの問題やこころの問題に適切に対応できるように、先生たちがこどものこころやからだの成長、教育相談などについて学びます。
いじめ対策推進(たいさくすいしん)事業  みんなが安心して生活し、学校で勉強したり遊んだりできるように、いじめをなくすための活動をします。専門家(せんもんか)による調査や、おおつっこ相談チームによるいじめの相談などを行います。また、いじめを防止するための授業なども行っています。
ひきこもり心理相談  ひきこもりとは、ずっと家から出られなくなってしまった人のことです。お医者さんが「この人には専門的(せんもんてき)な助けが必要です」と言った場合、こころの専門家(せんもんか)である臨床心理士(りんしょうしんりし)が相談を受けて、一緒(いっしょ)に解決方法を考えます。
ひきこもり家族交流会  ひきこもりで悩(なや)んでいる人の家族が集まって話し合える場所をつくります。同じ悩(なや)みを持つ人たちと交流することで、一緒(いっしょ)に解決方法を考えたり、気持ちを共有したりします。
多様な機関の参加による研修及び周知啓発(しゅうちけいはつ)  本来おとながするような家事や家族のお世話を日常的にしているこどもや若者(わかもの)のことを「ヤングケアラー」といいます。家族のためにお世話をすることは大切なことですが、こどもは勉強したり、友だちと遊んだりすることも大切です。
 そのため、周りのおとなが、こどもや若者(わかもの)とその家族が困(こま)ったり、悩(なや)んだりしていることに気づき、家族のみんなが安心して生活できるように支援(しえん)を行うために、市役所の福祉(ふくし)の仕事をしている職員や保育園、幼稚園(ようちえん)、学校の先生などが協力して支援(しえん)の方法について考えたり、学んだりします。
児童虐待がなくなるように取り組むことを表すイラスト

児童虐待(じどうぎゃくたい)がなくなるように取り組みます。

「児童虐待(じどうぎゃくたい)がなくなるように取り組みます。」の取組とその内容
取組 内容
要保護児童対策地域協議会(ようほごじどうたいさくちいききょうぎかい)の機能の充実(じゅうじつ)  すべてのこどもは大切な存在(そんざい)です。たたかれたり、どなられたり、ごはんを食べさせてもらえなかったりなど、こどものこころとからだに悪い影響(えいきょう)をあたえる児童虐待(じどうぎゃくたい)は決してゆるされるものではありません。「要保護児童対策地域協議会(ようほごじどうたいさくちいききょうぎかい)」は、すべてのこどもが安心して成長できるように、市役所の福祉(ふくし)の仕事をしている職員や保育園、幼稚園(ようちえん)、学校の先生などのおとなが協力して、児童虐待(じどうぎゃくたい)を防止したり、困(こま)っているこどもを早く見つけて助けるために活動します。
児童虐待(じどうぎゃくたい)の未然防止及び早期発見・早期対応  すべてのこどもは大切な存在(そんざい)です。たたかれたり、どなられたり、ごはんを食べさせてもらえなかったりなど、こどものこころとからだに悪い影響(えいきょう)をあたえる児童虐待(じどうぎゃくたい)は決してゆるされるものではありません。すべてのこどもが安心して成長できるように、市役所の福祉(ふくし)の仕事をしている職員や保育園、幼稚園(ようちえん)、学校の先生などのおとなが協力して、児童虐待(じどうぎゃくたい)を防止したり、困(こま)っているこどもを早く見つけて助けるために活動します。
要保護児童等の対応と家庭支援(かていしえん)  保育園や幼稚園(ようちえん)、児童クラブの先生たちは、しっかりと勉強をして、こどもたちが安心して過ごせるようにします。また、保護者(ほごしゃ)に向けても勉強会をひらき、こどもたちの気持ちや成長をわかってもらえるようにします。児童クラブや学校、警察(けいさつ)など地域(ちいき)のおとなが協力してこどもたちが安心して過ごせるようにします。
子育て短期支援(たんきしえん)事業  こどもを育てているお父さんやお母さんが、病気や仕事、疲れて休憩(きゅうけい)が必要などの理由で、少しの間だけ家で子育てができないときに、こどもが安全に安心して生活できるように、こどものための施設(しせつ)の職員や里親(さとおや)さんが子育てを手伝うサービスです。
児童虐待(じどうぎゃくたい)防止に向けた広報・啓発(こうほう・けいはつ)  すべてのこどもは大切な存在(そんざい)です。たたかれたり、どなられたり、ごはんを食べさせてもらえなかったりなど、こどものこころとからだに悪い影響(えいきょう)をあたえる児童虐待(じどうぎゃくたい)は決してゆるされるものではありません。みんなが住んでる地域(ちいき)の人や会社などが一緒(いっしょ)になって、社会全体でこどもを守るために、児童虐待(じどうぎゃくたい)防止に向けた情報発信や活動を行います。
(注)オレンジリボンは、児童虐待(じどうぎゃくたい)防止のシンボルマークです。
アンガーマネジメント(怒(いか)りの感情コントロール)研修会 こどもを育てているお父さんやお母さんが、おこったり、イライラする気持ちを上手にコントロールする方法を学びます。
安心して自分らしくいることができることを表すイラスト

安心して自分らしくいることができる

 みんなは、安心して自分らしく過ごせていますか。

 みんなは、安心して自分らしく過ごすことができる権利(けんり)があります。

 市はこどもや若者(わかもの)の意見をききながら安心して過ごせる場所をつくります。

こどもや若者が安心して過ごせる居場所をつくり、その情報を発信する取組を表すイラスト

こどもや若者(わかもの)が安心して過ごせる居場所をつくり、その情報を発信します。

「こどもや若者(わかもの)が安心して過ごせる居場所をつくり、その情報を発信します。」の取組とその内容
取組 内容
児童館運営事業  児童館は0歳から18歳未満のこどもが誰(だれ)でも使える施設(しせつ)です。あそびをとおして、こどものこころやからだが元気に育つことを助け、保護者(ほごしゃ)の子育てを支援(しえん)します。こどもが自分であそびを見つけ、友だち関係をつくり、居場所として利用できるようにいろいろな年齢(ねんれい)に合ったイベントをします。
子どもの居場所づくり事業  こどもたちが安心して自分らしく過ごせる場所をつくったり、活動を行う取組です。この場所では、遊んだり、勉強したり、そのほかにもいろいろな活動をします。
生活困窮(せいかつこんきゅう)家庭の子どもに対する学習支援(がくしゅうしえん)  生活が大変な家庭のこどもたちに、勉強を教えたり居場所をつくります。例えば、寺子屋プロジェクトでは、夏休みや冬休みに勉強のサポートを受けたりいろいろな体験ができる場所を地域(ちいき)につくっています。
中3学習会  生活保護を受けている家庭やひとり親家庭の中学生に対して、高校に進学するための学習支援(がくしゅうしえん)を行います。これは、家庭や学校以外にこどもたちが安心して過ごせる居場所づくりにもなります。
放課後児童クラブ  お父さんやお母さんが仕事で昼間家にいないときに、小学生が安全に遊んだり生活したりできる場所です。保護者(ほごしゃ)の子育ての相談も受けます。
公民館講座開催(こうみんかんこうざかいさい)事業  公民館講座(こうみんかんこうざ)では、こどもからおとなまで、いろいろな年代の人たちが学べる機会や地域(ちいき)の問題を解決するための学びの場をつくります。また、インターネットやその他のデジタル技術が進化している中で、私たちが社会の変化に対応できるように必要な情報を届けます。
こどもや若者の地域の居場所づくりをサポートする取組を表すイラスト

こどもや若者(わかもの)の地域(ちいき)の居場所づくりをサポートします。

「こどもや若者(わかもの)の地域(ちいき)の居場所づくりをサポートします。」の取組とその内容
取組 内容
自主サークル応援(おうえん)事業  地域(ちいき)の子育てサークルや団体を支援(しえん)するための交流会を開催(かいさい)します。小学校に入るまでのこどもに合ったあそびや活動について相談できます。
大津っ子子育て応援隊(おうえんたい)養成事業  子育てについてのいくつかの講座(こうざ)を受けてもらって、子育て総合支援(そうごうしえん)センターでの活動や地域(ちいき)のイベントで家族をサポートする「大津っ子子育て応援(おうえん)隊」というボランティアとして登録してもらいます。登録している人に対して、更にスキルを高めるための勉強会も行います。
子ども食堂等支援(しょくどうとうしえん)事業費補助金事業  こどもや若者(わかもの)が集まって、地域(ちいき)の人たちとも交流できるようなこども食堂にお金の補助(ほじょ)をします。

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 こども・若者政策課 
〒520-8575 市役所 別館1階
電話番号:077-528-2917
ファックス番号:077-528-2792

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