ホテル・旅館等の表示制度について

ホテル・旅館等の表示制度の申請・受付が平成26年4月1日から始まりました。

概要

表示制度は、ホテル・旅館等の関係者からの申請に基づき、消防機関が審査し、消防法令のほか防火安全上重要な建築構造等の基準に適合する場合に「表示マーク」を交付する制度です。

目的

表示制度は、消防法令のほか、重要な建築構造等に関する一定の防火基準に適合している建物の情報を利用者に提供するための「表示」を行い、利用者の選択を通じて防火安全対策の確立を促すことで国民の安心・安全を推進することを目的としています。

表示制度対象となる建物

ホテル・旅館等(複合用途の建物内にホテル・旅館等がある場合を含む。)のうち、3階建て以上かつ、収容人員30名以上のもの

→申請方法

消太君放水バージョン イラスト

表示制度対象の建物の申請から交付までの流れ

1.申請方法

ホテル・旅館等の関係者は「表示マーク交付(更新)申請書」を2部作成し、以下の書類を添えて管轄の消防機関に申請してください。

申請に必要な書類

  • 防火対象物点検結果報告書(注意:防火対象物点検の特例認定を受けている建物は、認定通知書で可とする。)
  • 防災管理点検結果報告書 (注意:義務となる建物に限る。防災管理点検の特例認定を受けている建物は、認定通知書で可とする。)
  • 消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書
  • 製造所等定期点検記録表 (注意:義務となる施設に限る。)
  • 特殊建築物等定期調査報告書
  • その他消防機関が必要と認める書類

2.審査

消防機関は、ホテル・旅館等の関係者からの申請書と添付書類に基づき、建物が表示基準に適合しているかを審査します。
(必要に応じて現地確認を行います。)

 【表示基準】

  • 消防法令の基準(防火管理の状況、消防用設備等の設置状況及び危険物施設等)に適合していること。
  • 建築基準法令の基準(構造・防火区画・階段・避難施設等)に適合していること。

3.交付

【表示マーク「銀」の交付】
消防機関による審査の結果、表示基準に適合していると認められる場合は、【表示マーク「銀」(有効期間1年間)】が交付されます。
 

【表示マーク「金」の交付】
3年間継続して表示基準に適合していると認められる場合は【表示マーク「金」(有効期間3年間)】が交付されます。

表示マークの交付を受けた関係者は、表示マークを建物やホームページに掲出して防火安全情報を利用者に提供することができます。
また、表示マークの交付を受けた建物は、大津市消防局のホームページに防火安全上優良な防火対象物として掲載されます。

防火安全上優良な防火対象物(表示マーク交付防火対象物)

 

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