女性消防職員の活躍【本部機構業務】
本部機構業務(消防局)
消防局の本部機構には、消防総務課(危機管理室)・予防課・警防課(救急高度化推進室)・通信指令課があります。
消防総務課は企画広報係・庶務係・経理係・消防団係があります。職員の人事・採用関係、職員研修、公務災害及び総合企画、消防予算管理、議会対応、消防団に関する業務などを行っています。
予防課は、安全指導係、設備係、危険物係、調査係があります。住宅や事業所における事故の防止、被害の軽減を目的に防火広報、消防設備指導、火災調査業務等を行っています。
警防課は消防係、救助係、装備係、救急高度化推進室があります。
職員の訓練教養や計画立案、救急メディカルコントロール体制の事務、出動計画、消防用水利や消防車両・資機材の管理などを行っています。
通信指令課は119番通報を受け、各署所に指令を出す役割を担っており、災害発生時は現場からの情報を取りまとめ、各関係機関への連絡を行ったりします。
上記以外にも署所で対応しきれない案件などは、本部機構の各課で対応をしています。
現職の本部機構女性職員を紹介します!
消防総務課 企画広報係 【2010年採用・消防士長】
資格:救急救命士
勤務歴
2010年 【現場/24時間勤務】中消防署 消防係
2012年 【現場/24時間勤務】中消防署 救急係
2015年 【現場/毎日勤務】 中消防署 予防係
2015年~2018年 産休・育休
2018年 【本部機構/毎日勤務】警防課救急高度化推進室
2020年 産休・育休
2021年 【本部機構/24時間勤務】消防指令センター
2022年 消防士長に昇任
2023年 【本部機構/毎日勤務】消防総務課 企画広報係
消防士を目指した理由
幼いころから看護師を目指していましたが、高校生の時に偶然悲惨な交通事故現場に遭遇し、その時に対応されていた救急隊を見て、助けを求めている患者の元に一番に駆け付けて処置を行うことができる救急隊に魅力を感じて、志望しました。
女性消防職員を目指している方へのメッセージ
消防という職場は、まだまだ男性の職場、といったイメージが強く、職場環境も厳しいのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか。
大津市消防局は、産休・育休体制や、職場復帰時のフォローアップ、復帰後の時短勤務など、子育てをしながら働きやすい職場環境が整っています。復帰後も24時間勤務、毎日勤務を選択することができます。
直接市民の方々と触れあい、感謝されることの多い消防職は、とてもやりがいを感じることができます。
男性の職場だと先入観を持たず、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。
通信指令課 指令第2係 【2013年採用・消防士長】
資格:救急救命士
勤務歴
2013年 【現場/24時間勤務】南消防署 消防係
2015年 【現場/24時間勤務】南消防署 救急係、北消防署 救急係
2023年 消防士長に昇任
【本部機構/24時間勤務】消防指令センター
消防士を目指した理由
高校生の時、将来に就きたい仕事を考えていた中で、医療に関係する仕事に興味があった私は、救急車に乗る「救急隊員」という仕事を知り消防に興味を持ちました。
また、火事や事故の現場でも女性職員が活躍していると知り、格好いいと感じて目指すようになりました。
女性消防職員を目指している方へのメッセージ
現役の女性消防職員や、消防職員を目指す女性も以前より増えており、勤めていると、昔ほど「男性の職場」という雰囲気は少なくなってきました。大津市消防局は女性職員が働き始めて20年以上の歴史があることや、10名以上の女性が在籍していることから、女性ならではの不安も相談しやすく、働きやすい環境であると感じています。消防という仕事に憧れはあるけど、ついていけるかわからなくて不安という方でも、ぜひ勇気を出して飛び込んできてほしいと思います。