恐怖!電気で火災が起きます
電気火災が増えています
電気火災とは、電気や電気製品にかかわる火災のことをいいます。
私たちの暮らしに欠かせない電気も、使い方を誤ると火災につながってしまいます。
電気は火を使用しているという意識がないため、火災に気付きにくいという特徴があります。主な電気火災の原因を知って火災を予防しましょう。
主な電気火災の原因と防ぐポイント
1.短絡(ショート)・半断線
電気コードの被覆が劣化したり、断線した状態で使用するとそこから火花が発生し火災になる可能性があります。
- コードを家具等で踏みつけない
- コードを束ねない
- コードを引っ張らない
- 傷があったり、銅線がむき出しのコードがあれば使用しない
2.トラッキング
コンセントに差したプラグの差刃間についたほこりが湿気を帯び小さなスパークを繰り返し、電気回路が形成され出火する現象です。
- コンセントを乾いた布等で掃除する
- 使用していないプラグは抜く
3.過電流
決められた容量以上で電気機器を使用すると、コードやコンセントプラグが発熱し火災の原因になります。
- たこ足配線はしない
- 消費電力の大きな電気製品は同時に使用しない(電子レンジとオーブントースターなど)
4.輻射熱
電気ストーブと布団や衣類が10センチメートルほど離れていて、接触していなくても発火することがあります。
- 布団の近くで使用しない
- 洗濯物を乾かさない
以下の物にも注意が必要です!
リチウムイオン(ポリマー)電池
モバイルバッテリ、スマートフォン、タブレット、電子たばこ、ノートパソコンなどに使用されているリチウムイオン電池、リチウムポリマー電池から出火することがあります。
- 落としたり、投げたりなど外部からの衝撃を加えない
- 充電し続けない
- 膨張、異臭、異音等があれば直ちに使用をやめる
古い電気製品
電気製品は一般的に製品は長期間の使用によって部品などが劣化していきます。劣化が進んだ製品から突然出火することがあります。
- 異常な音、振動、臭い、発熱等の不具合をがあれば直ちに使用をやめる
詳しくは下記リンクをご確認ください。
リンク:ご自宅の古い電気製品から出火するかもしれません!